47都道府県温泉巡り・北海道編04

最初に戻る   前に戻る

釧網本線の車窓から釧路湿原を臨む

次の日は釧路駅8:47発の快速しれとこ摩周号に乗り、釧網本線を北上する。釧網本線は釧路と網走を結ぶローカル路線で、北海道で地方都市同士を結ぶ本線は、JR北海道の相次ぐ路線廃止によりこの釧網本線のみとなってしまった。釧網本線はJR有数の観光路線で、ノロッコ号という観光列車が走っている。ノロッコ号は2026年限りで老朽化により廃止になるとの事だったので、ぜひ一度乗ってみようと考えた。ただ、ノロッコ号は釧路と釧路湿原の観光駅である塘路駅を結ぶ列車であり、ノロッコ号では私が降りる摩周駅に行くことができない。なので、ノロッコ号乗車は諦め、快速しれとこ摩周号に乗り込んだのであった。

釧路湿原を車窓から眺めながら移動し、摩周駅で快速を下車する。摩周駅は昔の弟子屈駅で、弟子屈町の交通の要所となっていて、周辺の観光地へのバスはこの摩周駅からの利用が便利だ。私は40年ぶりに摩周湖を観光しようと思っていた。ただ、ここ数日道東は霧の多い天気が続いていて、特に霧の摩周湖と呼ばれる摩周湖の眺望は、霧に阻まれている可能性が高かった。40年前も霧で視界が悪く悔しい思いをしたので、今回も視界が悪い可能性は高いが、ダメもとで摩周湖へ向かうバスに乗り込む事にしたのだった。

霧のない摩周湖の湖面を眺望する

摩周駅と摩周湖を結ぶ路線バスは1日1往復。摩周駅発10:30のバスに乗り、10:55に摩周湖第一展望台に到着。11:25に展望台を出発し11:50に摩周駅に戻る時刻表になっていた。バスに乗るときに少しトラブルがあった。バスは交通系ICなどは使えず、現金しか利用できない。車内に1000円札の両替機はあるものの、その両替機は旧札しか受け付けないと言われてしまった。財布の中に1000円札は何枚かあったが、全て新札。これではバスの料金が払えない。

駅の観光案内所に行き、事情を説明し1000円札を旧札に両替してもらえないか相談してみる。しかし、観光案内所にも1000円札は新札しかないので、両替できないと言われてしまう。困ったなあと思ったが、500円玉には両替できるとの事だったので、1000円札を500円玉に両替し、何とかバス料金を払うことができた。

そして11時前に摩周湖第一展望台に到着。霧は晴れ、神秘的な摩周湖の湖面を初めて眺める事ができた。何とか摩周湖を視界に収める事ができ、40年前のリベンジを果たす事ができた。

ホテルの露天風呂は中温の温泉だった

摩周駅前の食堂で昼食に豚丼を食べ、摩周駅発13:20のバスに乗り込み川湯温泉へと向かった。川湯温泉はJRの川湯温泉駅からバスにのるのが便利で安い。しかし、釧網本線は10:12から15:34まで川湯温泉に向かう列車が無く、バスに乗るしか手段が無かった。しかし1日1往復しかない摩周湖展望台に向かうバスや、昼間に列車が無い鉄道網など、北海道はレンタカー移動でないと満足に観光できなくなっていると痛感してしまった。

バスは14:10に川湯温泉の大鵬相撲記念館バス停に到着。15:00まで相撲記念館を見学した後、川湯観光ホテルにチェックイン。部屋に荷物を置いて、早速旅館に併設されている川湯温泉の大浴場に向かった。川湯温泉はpH1.8の強酸性温泉で、ピリピリとした泉質が有名だ。調べると北海道で一番酸性度が高い(PHが低い)温泉という事だった。全国でもトップ10に入る酸性度の高さだ。お湯に浸かっていると仄かに硫黄臭を感じる。内湯には高温と低温、露天風呂には中温と合計3種類の温度の浴槽があり、色んな好みの人が堪能できるように設えられた温泉だった。

前に戻る   次に進む

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です