沖縄離島めぐり01

八重山諸島の島々の位置関係
言うまでもなく日本は島国で、大小さまざまな島が点在している。2023年の国土地理院の発表では、日本の島の総数は1万4,000あまり・・・このなかで有人島、つまり人が定住している島は420島ほどである。考えてみたら、今まであまり日本の島めぐりをしていなかった。数えると、今まで訪れたことのある島は20島にも満たなかった。日本の離島めぐりはあらためてチャレンジしてみたいテーマである。
そこで手始めに沖縄の離島を巡ってみようと思った。具体的には石垣島を中心とする八重山諸島と呼ばれるエリアだ。特に、日本の最西端となる与那国島と、有人島としては最南端となる波照間島には一度行ってみたかった。いわば憧れの地なのだが、サラリーマン時代の2泊3日の旅行では行くことは難しい。数泊の旅行が可能な身となって初めて訪れる事にした。八重山諸島で飛行場があるのは、石垣島、与那国島の2島のみ。ぜひ一度行ってみたいと思っていた与那国島は那覇と石垣島にしか便が無く、石垣島を拠点にして八重山諸島の島々を巡るのが便利そうだと考えた。

瀬長島の琉球温泉・龍神の湯(ホテルHPより)
なので、まず那覇から与那国島に飛び、与那国島で2泊。そして与那国島から石垣島へと飛び、石垣島で6泊。石垣島を拠点にして、竹富島と波照間島に日帰り旅行する計画を立てた。これで最西端と最南端の島を含め、八重山諸島の4島を巡ることができる。まあ石垣島から西表島なども日帰りで行ってくることもできるのだが、あまり欲張って連日の島めぐりとなると慌ただしい旅になってしまうので、島めぐりは1日おきとすることにした。
2026年4月9日、私は伊丹空港から那覇へと向かった。そして、この日は那覇の近くで1泊する。泊まったのは那覇空港近くの瀬長島にある瀬長島ホテルだ。実は沖縄にも何カ所か温泉があり、47都道府県の温泉巡りをした際、さしき温泉と美浜温泉に泊まった事がある。(旅行記は47都道府県温泉巡り・沖縄編 参照)いずれも大きなリゾートホテルに付随した温浴施設があり、地下からボーリングで汲み上げた温泉に浸かることができた。そして今回泊まる瀬長島ホテルも、琉球温泉・龍神の湯という温泉が併設されているホテルである。ここでまずは1泊し、沖縄の温泉地探訪と島めぐりの箇所数を稼ぐこととしたのであった。

与那国空港に到着したRAC727便
そして翌4月10日、那覇空港から与那国島空港へと向かう飛行機に乗り込む。乗ったのは琉球エアーコミューターのRAC727便。機材はボンバルディアのDHC8-Q400プロペラ機だ。琉球エアーコミューターは日本トランスオーシャン航空の子会社で、日本航空の孫会社に当たる。空港ではJALのカウンターを利用することになり、マイルもJALのマイレージバンクに貯める事ができる。飛行機は1時間20分ほどで与那国空港へと到着した。
与那国空港はこじんまりとした空港で、タラップを降り歩いてターミナルビルへと移動した。ターミナルビルのターンテーブルで、預けたスーツケースが出てくるのを待つ。しかし、なかなかターンテーブルの運転がスタートしない。やがてターンテーブルで荷物を待つ他の人も、全くいなくなってしまった。おかしいなあと思って近くにいた係員に、「預けた荷物を待っているんですけど」と尋ねた。すると、係員がさっと私のスーツケースを差し出す。「今日は荷物を預けた人が3人しかおられなかったので、荷物はここで手渡ししてたんです」と言われて、さすが田舎の空港だと感心してしまった。どうやら私がトイレに行っている間に、荷物手渡しの案内があったようだった。こうしてようやくスーツケースをゲットし、空港の外へと出た。
