チェンマイ探訪04
事前の計画では、2日目は友人と一緒にチェンマイ近郊を探訪する予定だった。しかし、前日にチェンマイに移り住んだばかりの友人は、生活雑貨を色々取り揃えため買い物に回りたいので、近郊探訪はやめておくとのたまう。そこで一人で再びチェンマイ旧市街を巡ることにした。
そしてこの日は、前日閉まっていて見学できなかった博物館を巡ることした。ただ、定休日でもないのに博物館が何故閉まっていたのか、理由が分からない。コロナの影響で長期休業している可能性もある。何とか開いていてくれと願いながら、まずチェンマイ市芸術文化センターを訪れた。
ゲートをくぐり、博物館の敷地へと入る。すると、昨日は閉まっていた博物館の正面玄関が、この日はオープンしている!博物館は無事開館していた。喜び勇んで、展示物を見学する。この博物館はチェンマイに関わるジオラマや模型が主展示物だった。チェンマイの昔と今の市街地比較ジオラマなどもあり、興味深く見学することが出来た。
その後、チェンマイ歴史センターやランナー民族博物館も見学。多くの小学生や中学生が見学に来ていて、博物館内はかなりざわついていた。まあ、生徒の遠足といえば、こういった歴史博物館は定番だ。もしかすると、長期休業していた博物館が、この日の遠足の為に臨時オープンしていた可能性もある。そう考えると、騒がしくてもこの生徒達に感謝しなければならないのかも知れないと思った。
その後、昨日見学しなかったワット・チェン・マンやワット・ロークモリーといった寺院を順に見学する。タイの寺院はどれも同じように見えてしまうので、1日何か所も寺院巡りすると流石に飽きがきてしまう。1日2~3か所くらいの見学に留め、それぞれの特徴となる建築様式をじっくりと見てまわると、各寺院の印象があとに残りやすい。なので、余り欲張らずこの日の寺院見学はこの2つに留めた。
昼はホテル近くの食堂でチェンマイ名物のカオソーイをいただいた。カオソーイはカレー味のスープに揚げ麺とチキンやポーク、シーフードなどの具を入れたものだ。添えられたライムを搾り、付け合わせの野菜の漬物を入れて食べるスタイルが一般的だ。カレー麺は日本人にも好まれる味で、大衆食堂然とした店が多い。私の入った食堂も、オープンエアで厨房が丸見えになっている店構えで、全くの大衆食堂スタイルだった。