世界一周・第二期22
世界一周・第ニ期22日目(2019/11/17)
この日は午前中、ボローニャ市内を観光。細かい雨が降り続く中、ボローニャ中心部のマッジョーレ広場に移動する。
ボローニャの観光スポットの多くはマッジョーレ広場の周りに固まっている。サン・ペトロニオ聖堂、市立考古学博物館、アルキジンナージオ宮に入場して見学し、ボローニャの斜塔と市庁舎の外観を見学した。
アルキジンナージオ宮は、旧ボローニャ大学の校舎として使われていた建物だ。ボローニャ大学は世界最古の大学と言われていて、ガリレオやコペルニクス、カッシーニ等の名だたる天文学者が所属学生として名を連ねている。この宮殿には解剖学教室が残されており、観光の目玉になっていた。
昼過ぎにボローニャ地下駅から特急フレッチャロッサに乗り込み、ベネチアに向かう。ベネチアは歴史的な高潮で、市内は洪水で水浸しになっているとの情報があった。しかし、この日は大潮から5日経過しているので、水はかなり引いているだろうと想像していた。
そしてベネチア駅に降り立つ。駅前は水没していない。ああこれなら大丈夫だと一安心していた。そのまま駅から100m離れた運河沿いのホテルへと移動する。
運河沿いの道をスーツケースを引きずりながら歩いていると、途中で大きな水たまりに出くわす。そしてよく見ると、その先の道が完全に水没している。うーん、洪水の影響はまだ残っていた。
水没した道には渡し板で足場が作られていて、その上を歩くしかなかった。しかし足場は狭く、なかなか思うように先に進むことができない。ホテルに入ったが、そのホテルのフロントにも水が浸入していた。客室には問題なかったが、ランドリーサービスなどが停止されていた。街のコインランドリーも水没の影響で営業を停止しており、自力で下着等を洗濯する事を余儀なくされた。
露天商で長靴を購入。しかし夜にはすっかり水が引き、街歩きは楽になる。そこでホテルから600mほど離れたカジノに移動し、一勝負。
カジノの勝負の詳細は以下のページを参照。
1時間ほどでカジノの勝負を終え、その後観光レストランに入る。安くない観光地のセットメニューではあったが、美味しい魚料理を堪能した。