世界一周・第二期21

世界一周・第ニ期21日目(2019/11/16)

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駅の電光掲示板で時刻とホームを確認

この日はボローニャから日帰りでサンマリノ共和国を観光。まず朝、8:45の急行フレッチャビアンカに乗ってサンマリノの最寄り駅リミニに向かうことにした。9:38にリミニに着くので、リミニで少し観光してから10:40発のサンマリノ行きのバスに乗ろうと計画していた。

しかし駅の電光掲示板を見上げると急行は15分遅れと表示されている。しかもその遅延時間は、掲示板を見るたびに20分、30分と延びていき、最終的には35分遅れでボローニャに到着。リミニ到着は40分ほど遅れて10:10頃になってしまった。

リミニのティベリウス橋

サンマリノ行きのバス停の場所を確認してから、少しだけリミニの街を散歩する。マレッキア川に架かるティベリウス橋を見学しようとしたが、意外と橋が遠く、遠景の写真を撮っただけで、バス停に引き返した。

10:40に出発したバスは、11:30頃にボルゴ・マッジョーレ停留所に到着。終点のサンマリノの一つ手前の停留所だ。そこからロープウェイに乗り込み、山上のサンマリノへと向かった。

山上に遺跡が密集するサンマリノ

サンマリノはヨーロッパに点在する小国の一つで、独立国としては世界で5番目に小さい国となる。19世紀のイタリア独立運動(統一運動)でも義勇軍を出して独立を保った。ただ事実上イタリアの保護国となっており、こういったところがいつまでも独立国として残されているのには、疑問が残る。

サンマリノは、ティターノ山の山上の狭い台地に、歴史的建造物が密集している城塞都市だ。サンマリノの史跡群はティターノ山とともに世界遺産に登録されている。ツーリストセンターで5ユーロ払えば、ビザと言う名の入国記念スタンプをパスポートに押してもらえる。

ボローニャの地下リストランテ

夕方にはボローニャに戻り、市場を散策。これから寒い北欧に向かうので、手袋とニット帽を買う。二つとも中国製で5ユーロだった。しかしどちらも結構暖かく、北欧のフィンランドでは重宝した。

そして駅近くの雑居ビルの地下にあったリストランテで夕食をいただく。イタリアの大衆リストランテは結構お手頃で、20数ユーロで前菜とメイン、ワインを食べることができた。

 

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