世界一周・第二期16
世界一周・第ニ期16日目(2019/11/11)
午前9時半のMS737便で、カイロからイスタンブールに移動。この日もまずはラウンジに立ち寄る。
エジプト航空のラウンジはショボいことで有名だが、流石に国際線ラウンジは国内線ラウンジと比べるとゆったりとした作りだった。ただ、国際線ラウンジにもアルコールは置いていない。
ラウンジだけでなく、機内でもアルコール提供サービスは無い。MS737便(機材B737)のビジネスクラスも、当然酒は出てこない。しかし朝便だったので、朝からアルコールを飲む習慣がない私には問題なし。朝食にオムレツとソーセージをいただき、本を読みながらイスタンブールまでの時間を過ごした。
短距離路線のため、ビジネスクラスと言っても設備はショボかった。モニターも10インチ程度の大きさで、まあ一昔前のビジネスクラスだ。
MS737便は午後1時に、2018年に開業したばかりのイスタンブール新国際空港に到着。真新しい空港から、ハワイストと呼ばれる空港バスに乗り込み、新市街のタクスィムへと向かう。この日の宿泊先は、バス乗り場近くのインターコンチネンタル・イスタンブール。
ホテルで荷物を解いてから、イスタンブール新市街をそぞろ歩きする。まずタクスィム広場に出てから、ノスタルジック・トラムが走るイスティクラール通りを進み往く。平日だったが、イスティクラール通りは観光客で鈴なりだった。
イスティクラール通りから一本奥に入り、ネヴィザーデ通りを歩いてみる。この通りはメイハーネと呼ばれるトルコ料理居酒屋が立ち並ぶ通りで、その中の適当な店に入ってビールを注文。つまみにキョフテとサラダを注文し、追加で赤ワインを頼んで、イスタンブールの夜を堪能した。夜更けたイスタンブールは、少しヒンヤリした気候で、薄着で街歩きしていた私は、速足でホテルに戻った。これから晩秋のヨーロッパを巡ることを実感した瞬間だった。