大阪近郊大回り&飲み鉄旅5
近江鉄道は14分遅れで八日市駅に到着。ここで、多くの乗客が電車を降りる。近江八幡行きの電車に乗り換えるためだ。しかし草津線に乗るつもりの私は、このまま近江鉄道に乗り続ける。八日市を過ぎると立ち客が無くなり、車内は随分すっきりした。
この電車は八日市駅で11分停車するダイヤだったが、八日市駅で乗客の乗降車を終えるとすぐに出発。これによって、殆ど遅れを取り返してしまった。貴生川駅での乗り換え時間は17分だったので、遅れが遅れを呼ぶ展開になると少し心配だったが、これなら問題ない。
近江鉄道はダイヤより若干遅れて貴生川駅へ到着。駅の改札で清算すると、尼子から貴生川までの運賃は950円だった。
JRの貴生川駅で最低運賃の140円切符を買って、駅の構内に入る。そして元の120円切符を使った大回りを再開することにした。本来なら貴生川から新大阪までの切符を買って大回りを続けるべきなんだろうが、まあ今回は架線トラブルの緊急事態だ。大目に見てもらおう。
貴生川発14:21の草津線に乗り込む。元の計画から2時間遅れだ。計画の修正が必要だった。手元の交通新聞社のコンパス時刻表でダイヤを調べる。(こういう時は紙の時刻表の方が絶対便利だ)
当初計画から片町線、東大阪線、桜井線を諦めたら、何とか元のダイヤに合流できるので、和歌山発のくろしお34号飲み鉄特急に乗れることが分かった。ルートはかなりシンプルになり、迂回ルートが少ない単純な大回りとなった。