世界一周・準備編2
ANAカード取得奮闘編
ANAのSFC取得のため、事前準備としてANA一般カードを取得することにした。SFCはクレジットカードなので、カード会社による入会審査がある。しかし、ANA一般カードを取得していれば、SFC入会資格であるプレミアムポイントのプラチナステータスを達成すると、無審査でSFCに入会することができるのだ。
ANAのホームページから、ANA一般カードの中のVISAカードの入会申し込みをした。すぐに審査開始のメールが返送される。これは案外楽勝でカード取得できると思っていた。
しかしその1週間後、入会できないとの審査結果メールが届いた。過去一度もカードの支払いで滞納したことは無い。審査会社のブラックリストに入っている可能性はゼロだ。それでも、カード入会審査に落ちてしまった。やはり無職・無収入というのは致命的なのか。
私はSFCを取得できないのなら、世界一周は諦めようと思った。しかし、このまま諦めるのは悔しいので、ANAのサービスセンターに問合せしてみた。すると、審査はカード会社がやっているので、ANAマイレージクラブではどうすることもできないとの回答だった。まあそれはそうだろう。
しかし、ANA一般カードのVISAの審査で落ちたのなら、JCB等の他の会社で試してみたらどうかとの提案を受けた。カードの入会審査なんて、どこでやっても同じじゃないかと思ったが、その提案を受けてJCBでも入会申し込みをしてみた。だけどVISAの審査で一度落ちている事は、JCBの審査会社でも分かっているはずなので、更に条件が悪くなっているのではないか・・・私は殆どANA一般カードの取得を諦めかけていた。
ところが、その数日後JCBから「入会判定が完了し、カード発送の準備をしております」とのメールが返って来た。審査に通ったのだ。私は世界一周旅行に出立する決意をした。
今考えると、ANAのサービスセンターがJCBで再審査を勧めたのは、JCBの方が無職でも審査に通りやすいという過去の経験があったのかも知れない。
また友人にこの話をすると、その友人は全く無収入だというのが審査に通らない理由じゃないかとの見解を示し、不動産収入でも何でもいいから、100万円ほど収入があると記せばいいと言っていた。ただ、虚偽の収入を記入してそれが発覚した場合、今後カード審査に永久に通らなくなるリスクもあると思う。カード審査に虚偽の内容を記すのは、自己リスクで判断するしかない。