西地中海クルーズカジノ01

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ここではジェノバ発の西地中海クルーズ船MSC・ワールド・エウローパ号のカジノ参戦記を記す。クルーズ自体の旅行記は次のリンク参照。

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MSCワールド・エウローパ号

一昨年、昨年のカリブ海のクルーズ旅行に続いて、今年は西地中海クルーズに参加した。クルーズ船は、20万トンクラスの超大型船MSC・ワールド・エウローパ号。当然、こういったクルーズ船にはカジノがある。3年続けて7泊8日のクルーズで、連日の勝負を楽しんできた。

クルーズカジノの成績は、10数年前にアジアのクルーズカジノで20万円以上勝った事があったが、ここ2年のコロナ後のクルーズカジノでは、一昨年では$10負け、昨年は$480負けとあまり調子は良くない。必ずしもクルーズカジノと相性が良いと言えないので、今回は少しでもプラスで終える事を目標とした。ただ地中海のクルーズは様々な寄港地を巡る旅である。寄港地に停泊している時間はカジノは開帳されないので、原則として船が港を離れ公海上まで移動しないとカジノで遊べない。従ってカジノは夜間のみの勝負の短期決戦が続くことになった。

ワールド・エウローパ号のカジノフロア

クルーズ初日、イタリアのジェノバ港を出港前にカジノフロアを見学する。カジノには14台のテーブルゲームがあった。内訳は、ルーレットが4台、テキサスポーカーが2台、ブラックジャックが2台、ドリーム21(変形ブラックジャック)が4台、バカラが2台。

詳しく見ると、ルーレットは2台がダブルゼロで、2台がシングルゼロ。シングルゼロとダブルゼロでは期待値が2.6%弱違うので、特に制約がないのならシングルゼロの台で遊びたい。しかし、シングルゼロはミニマムベットが5ユーロ、ダブルゼロはミニマムベットが2ユーロという違いがあるので、調子が悪いとシングルゼロではあっという間に大敗する可能性がある。

また、ブラックジャック2台は、ミニマムベット25ユーロ。それに対して4台あった変形ブラックジャックであろうと思われるドリーム21というゲームのテーブルは、ミニマムベット10がユーロ。カジノ開帳後に改めてディーラーに尋ねると、ドリーム21はスパニッシュ21と同じルールの変形BJとの事だった。

そしてバカラのテーブルを確認したが、スーパー6と書かれていなかったので、普通のコミッションバカラのようだった。ただ、ミニマムベットは50ユーロ。よほど調子が良くなければ、バカラには参戦できないと思った。

ドリーム21のゲームテーブル

初日は、夕食を食い終え午後8時過ぎにカジノフロアに移動。まずドリーム21に参戦した。ディーラーからざっとルールを確認すると、やはり10カードがデックから抜かれており、プレイヤーが少し不利なルールになっている。ただ、3枚以上のカードでダブルできたり、プレイヤーのBJやプレイヤーの21が自動勝利となったり、親がAでもレイトサレンダーできるなど、色々プレイヤーが有利なルールもある。私は原則として変形BJは好きではなく通常は参戦しないが、ドリーム21(スパニッシュ21)は例外で、唯一遊んでも良いと思える変形BJだった。

まず€100をチップに両替し、勝負開始。最初は一進一退だったものの、途中から親の激ツモパターンに入ってしまい、残り€20というところまで追い込まれてしまう。しかしそこから、11でダブルを掛けてピクチャーを引き、21の自動勝利というパターンが連発し、チップが増えていく。まあ増えるスピードは緩やかだったものの、何とか€100勝ちで、テーブルを抜ける事ができた。

シングルゼロのルーレット台

続いてルーレットに参戦。ミニマム€2のダブルゼロでまったり勝負しようかと思ったのだが、手元に€200のチップがあったので、シングルゼロの台で€5のチップ40枚を手にして勝負開始。しかし狙った目の隣に玉が転がり込む展開が続き、みるみるチップを減っていく。最後は1、33、16に張って勝負したが、1枚チップが余ったので、16の隣の24にも張る。すると玉は24に転がり込んで、€180をゲット。€10の3点掛けの勝負へと移行する。ただ、そこから見所なく6連敗。初日は€100負けで勝負を終えた。

まあ1日€200の予算でも、まったりと遊ぶことができそうだ。ただバカラのミニマムベットが€50と高いので、当面はドリーム21とルーレットが主戦場になりそうだった。

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