ソウル・セブンラック江南カジノツアー02
ソウル2日目は江南の地下街をブラつきながら、ゆっくりと朝を過ごす。ソウルには何度も来ているので、殆どの見所は訪問済みで、余り観光する気になれない。なので、午前11時頃にカジノに向かった。
カジノでは、まずマシンルーレットに参戦。1回だけ当たりがあったものの、その後はかすりもせず、あっという間に10万ウォンを溶かしてしまった。うーん、今日も幸先が悪い。
続いてミニマム5万ウォンのブラックジャックに参戦。この日は幸い手札が良く、4勝3敗くらいの展開で少しづつチップを増やしていく。しかし、勝負どころのダブルチャンスがさっぱりで、小さく稼いで大きく負ける展開に。2時間ほど粘ったが一進一退の膠着状態となってしまい、結局プラスマイナス0でテーブルを離れた。ここで午後1時過ぎだったので、昼食を摂ろうかと考えたが、それほど腹も減っていなかったので、ミニマム5万ウォンのバカラに参戦する事にした。
セブンラックのバカラは全てスーパー6だった。細かいコミッションを計算しなくても良いので、スーパー6の方が人気があるようだ。スーパー6は控除率がコミッションバカラより大きく、本来ならプレイヤーから嫌われるハズなのだが、コミッションの細かい計算を嫌がる人が多いのだろう。それにバンカー側の控除率はコミッションバカラが1.06%、スーパー6が1.45%。その差は僅か0.29%なので、あまり気にする人はいないという事だろう。
私のバカラの戦略は、タテヅラ狙いの倍プッシュだ。プレイヤー側かバンカー側が勝ち続ければ、勝ちきることが出来る。バンカー側で5、10、20万ウォン賭けで勝ち続け、続いて40万ウォン賭けの勝負となる。これで勝てればほぼ原点復帰。最初の2枚で私(バンカー)の手は1、相手(プレイヤー)は2。プレイヤーの3枚目は9で、この時点で1対1の同点となった。そして私はバンカーの3枚目を思い切り絞る。9なら負け、Aから8なら勝ち、10なら引分。つまりノーサイド(サイド無し)や2サイド、3サイドなら勝ち。4サイドなら負けか引分け。ラインサイドなら引分け。
カードを絞ると、残念ながらラインサイドが見えてしまう。つまり、3枚目はピクチャーでタイゲーム(引分)という結果だった。次の勝負も40万ウォン賭けのままで勝負したが、プレイヤーにナチュラル8を作られてしまい、あっさりと負け。その後はタテヅラが続く事なく、結局40万ウォン負けとなってしまった。
結局この日も50万ウォン負け。2日間で100万ウォン(約11万8千円)負けで終わってしまった。うーん、やはりミニマムベットが5万ウォンというのが厳しく、少し調子が悪いと取り戻せる気がしない。アジアではフィリピンなどのカジノで比較的低いミニマムベットで遊べるので、カジノで遊ぶために韓国に行くのは、もうやめよう。勝負の後、遅めの昼食を摂りながら、そう思ってしまった。初めて韓国のカジノで遊んだ35年前のブラックジャックのミニマムベットは、2千ウォンだった。円安と世界的物価高の影響により、ミニマムベットが高すぎて韓国のカジノで遊べなくなるとは、信じられない時代が来てしまった。