中央アジア周遊ツアー06

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7時間遅れでアルマトイ空港に到着

ドゥシャンベ発KC132便は、予定より7時間遅れて夜10時過ぎにアルマトイ空港へと着いた。私の乗るはずだったアシアナ航空OZ578便は、すでに出発した後だった。ドゥシャンベ空港で指示を受けた通り、まずアシアナ航空のオフィスを探す。しかし、飛行機が到着したターミナル2(国際線ターミナル)にはオフィスは見当たらない。インフォメーションで尋ねると、オフィスはターミナル1(国内線ターミナル)にあるとの事だったので、すぐ隣の敷地のターミナル1まで徒歩で移動した。

しかし、ターミナル1でもアシアナ航空のオフィスは見当たらない。仕方ないのでアスタナ航空のオフィスへと向かい、これまでの経緯を説明した。何人かの係員がかわるがわる対応し、色々と確認してもらったが、最後に責任者のような人が対応し、私にこう告げた。「あなたの航空券は別切りなので、日本までの航空券を買い直さないといけません」・・・覚悟していた答えだったが、ドゥシャンベ空港で遅延対応してもらえそうな事を言われていたので、少し期待していただけにガッカリが極まってしまった。

この日は空港近くの安ホテルに逗留

仕方ないので、アルマトイ~ソウル~関空の航空券を買い直す事にした。アスタナ航空のオフィスで尋ねると、US$1,250で翌日の便が手配できるとの事だった。1,250ドル・・・何と1ドル=160円で計算すると20万円だ。これは痛い!しかし、帰国後近日中に日本で用事があるので、少しでも早く帰る便を手配したかった。そこでクレジットカードで泣く泣く決済した。後日、カード明細をチェックすると現地通貨決済で19万5,000円ほど引き落とされていた。

アスタナ航空のオフィスでは、当然ホテルも手配してもらえなかった。空港近くのホテルを紹介してもらったが、そこは満室で泊まれなかった。そのホテルで別のホテルを紹介してもらい、夜1時前にようやくチェックインする事ができた。肉体的にも精神的にもどっぷり疲れた1日だった。

万年雪残るシンブラクの山肌

翌日、ソウル行きの深夜便が出発するまで、丸一日時間が空いてしまった。なので、アルマトイ近郊の日帰り観光を実行する事にした。空港でタクシーをチャーターし、市内から15kmほど南に位置する渓谷地帯を観光する事にした。

渓谷は天山山脈の支脈にあり、メデウと呼ばれる景勝地だ。渓谷にはスケートリンクがあり、スケートリンク場の横の乗り場からロープウェイを3つ乗継ぎ、シンブラクという山頂展望台まで移動できる。山頂展望台からは雄大な天山山脈の支脈を臨める。山あいは万年雪が残る肌地で、かなり肌寒かったが、美しい渓谷を観光することが出来たのは良かった。まあ、飛行機の代替便手配で20万円ほど余計に掛かってしまったが、20万円掛けて天山山脈を別途観光旅行したと思い諦める事にした。

ラウンジは工事中で利用できなかった

夕方5時ごろにアルマトイ空港に戻って来た。ソウル行きの便は夜12時出発なので、それまで時間が空いている。こんな時は早めにラウンジに入場して、のんびり酒やつまみをいただきながら飛行機を待ちたかったが、残念ながら国際線ターミナルであるアルマトイ空港ターミナル2は運用を始めたばかりのターミナルで、まだ工事中の箇所が多く、ラウンジも工事中の状態だった。

仕方ないので、まずチェックイン前に待合室のバーガーショップでビールを飲みながらサンドウィッチをいただいた。そしてチェックインを済ませて、制限エリアに移動してからパブに入って、スパゲティとワインをいただく。そうやって搭乗までの時間を潰し、夜12時発のアスタナ航空KC909便でソウルへと向かい、朝10時ごろに仁川空港へと到着。昼2時過ぎのアシアナ航空OZ114便に乗継ぎ、予定より1日遅れで関空へと帰って来た。

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