中央アジア周遊ツアー01
2024年5月に出向いた南カリブ海のツアーで、アンティグア・セントルイス・バルバドスの3ヵ国を訪問。ついに海外渡航国が100ヵ国となった。しかしその100ヵ国には香港、マカオ、台湾が含まれている。できれば世界的に国として認めらているエリアで100ヵ国渡航を達成したい。ということで更に3ヵ国渡航を達成しよう思い、今まで訪れたことのない国へと新たに渡航する事にした。
しかし、今までの旅行で訪れやすい国は大抵渡航している。今まで訪れたことのない国が多いエリアとして、西アフリカ、太平洋島嶼国、旧ソ連のCIS諸国への渡航を検討したが、比較的日本から行きやすい旧ソ連の中央アジア諸国へと渡航する事にした。
中央アジアにはカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5ヵ国がある。この中で、一番観光しやすいウズベキスタンには14年前に訪問している。またトルクメニスタンは中央アジアの北朝鮮と呼ばれており、渡航するには制約が多い。なのでその2国を除いたカザフスタン、キルギス、タジキスタンを訪れる事にした。
中央アジア諸国は以前はビザ取得が面倒な国が多かったが、調べるとこの3ヵ国は現時点でビザなし入国が可能となっていた。タジキスタンは25年ほど前に内戦があり、治安が心配だったが、現在は全く問題なしとの事だったので、この3カ国への渡航を決めた。
航空券の事情を調べ、カザフスタンのアルマトイをゲートシティにして、そこからキルギスの首都ビシュケク、カザフスタンの首都アスタナ、タジキスタンの首都ドゥシャンベを周遊する旅程を計画した。アルマトイまでの旅程はアシアナ航空にてソウル経由で往復する事とした。
6月19日にまずソウルへと移動。カンナムの東横インに宿泊する。年中同一宿泊費の東横インは韓国でも人気があり、東横イン会員資格を使い3カ月以上前に予約を済ませておいた。6月19日から22日までソウルで3泊し、カンナムのカジノ・セブンラックCOEXに通った。ソウルでのカジノの戦果は次のリンクを参照。
そして、6月22日にアシアナ航空のコードシェア便のアスタナ航空で、仁川からアルマトイへと移動した。午後2時過ぎにアスタナ航空KC910はアルマトイ空港に到着。アルマトイの国際空港は、改装が終わり運用が始まったばかりの第2ターミナルだった。ところが、第2ターミナルは改装が完全には終わっておらず、色々な施設が未だに工事中だった。空港到着ロビーの両替店も工事中で、まだオープンしていない。空港である程度現地通貨のテンゲ紙幣を入手しておこうと思ったが、両替する術が無かった。
するとタクシーの勧誘があり、どこに行くのかしつこく尋ねられる。アルマトイ市内のホテル・カザフスタンに行きたいのだが、テンゲ(現地通貨)を持っていないと言うと、途中で両替屋に寄るよと言ってくる。ただ、テンゲの的確なレートが分からない状態で両替屋に連れていかれるのはリスクが大きいと思い、両替屋への寄り道は断り、ドル現金での支払いを受け入れてもらえるか尋ねてみる。すると11ドルだと言われたので、その価格でOKし、この日の宿のホテル・カザフスタンに移動した。