南カリブ海クルーズカジノ01
ここではサンファン発の南カリブ海クルーズ船ラプソディ・オブ・ザ・シーズ号のカジノ参戦記を記す。クルーズ自体の旅行記は次のリンク参照。
昨年に続いてカリブ海のクルーズ旅行に参加した。この地の中型以上のクルーズ船には、必ずカジノがある。クルーズカジノは公海上を航行中に開帳され、ミニマムレートも低めに抑えられているので、まったりと遊ぶことが出来る。今回も7泊8日のクルーズで、連日の勝負を楽しんだ。
昨年の西カリブ海クルーズカジノでは、勝ったり負けたりの展開だったが、結局$10負けで終了。今回は少しでも勝って帰る事を目標として、勝負に挑んだ。ただ、今回のクルーズでは2日目から6日目まで5日連続で観光のため寄港する。寄港地との関係で、カジノは原則として、船が港を離れ公海上まで移動しないと開帳されない。従ってカジノは夜間のみの勝負の短期決戦が続くことになった。
クルーズ初日、プエルトリコのサンファン港を出港前にカジノフロアを見学する。カジノにはテーブルゲームが13台用意されていた。内訳は、ルーレットが3台、ブラックジャックが4台、ポーカー系が6台。
詳しく見ると、ルーレットは2台がダブルゼロで、1台がシングルゼロ。シングルゼロとダブルゼロでは期待値が2.6%弱違うので、特に制約がないのならシングルゼロの台で遊びたい。しかし、シングルゼロはミニマムベット(インサイドの合計)が10ドル、ダブルゼロはミニマムベットが5ドルという違いがあり、かつ普段開帳されているのはダブルゼロの台のみで、シングルゼロ台が開帳されている時間は殆ど無かった。
また、ブラックジャック4台の内訳は、ミニマムベットが6ドル、10ドル、15ドル、25ドルの4台であり、10ドル以下の台と15ドル以上の台ではプレイヤーの手役がブラックジャックであった時の配当が違っていた。配当は、6ドルと10ドルの台では2.2倍だが、15ドルと25ドルの台では2.5倍だった。ただ、ミニマムベット6ドルの台は常に開帳されていたが、それ以外の台は開帳されていたりしていなかったりして、いつでも参戦できるわけでは無い。という訳で、私の主戦場はルーレットではダブルゼロ台、ブラックジャックではミニマムベット6ドル台となった。
サンファン出航は午後8時。カジノ開帳は午後9時半と記されていたので、その時間にカジノフロアへと移動し、一番乗りでゲームに参戦。まずはミニマム6ドルのブラックジャックに参戦。ミニマム6ドルというのは中途半端だと思っていたが、このゲームには1ドルから参加できるサイドベットがあり、メインベットを5ドル、サイドベットを1ドル、合計6ドルでゲームに参加する事ができる。まあ最低限の勝負をする人は、そういう賭け方をする人が多かった。
サイドベットは手役のジャックポットだ。プレイヤーの2枚と親の1枚の3枚のカードでストレートやフラッシュの手役が出来れば配当があるシステムだった。最大の手役はその3枚が全てハートのQであった場合で、貯まったジャックポットが全て返却される。ジャックポットの確率は約0.0004%。25万分の1程度の確率となっていた。しかし、私はサイドベットには興味がないので、メインベット10ドルで勝負した。
30分ほど遊び、$100勝ったところでこの日の勝負を終了。ブラックジャックではサレンダーが無いし、手役のブラックジャックの配当が2.2倍とショボかったが、ダブルが見事にハマり勝ち逃げに成功した。
この時点で、時間は午後10時過ぎだったが、まだ時差ボケが完全に解消していないため、かなり眠たくなってきた。なので、この日の勝負はここで打ち止め。自分の船室に戻り、そのまま眠りに就いた。