南カリブ海クルーズツアー01
昨年(2023年)、西カリブ海のクルーズツアーに参加した。17万トンの巨艦クルーズ船の上層階バルコニー付き客室で7泊8日のクルーズ旅行が約20万円。もちろんクルーズ船は3食のサービス付きだ。物価が恐ろしく上がっている北米では、クルーズ旅行がかなりお得である事を確認させられた。
今度は南カリブ海のクルーズ旅行に参加したいと考えていた。南カリブ海にはセントマーチンやバルバドスなど、魅力的な島国が多い。クルーズ旅行を利用すると、これらの島々を手軽にホッピングする事ができる。
南カリブ海のクルーズを色々と検索してみた。昨年利用したMSCクルーズは、南カリブ海にもクルーズツアーを出している。しかしクルーズの乗船地がフランス領のマルティニーク島フォール・ド・フランスとなっていた。このフォール・ド・フランスは飛行機の便が不便で、パリで乗り換えて西回りで行くか、東回りならアメリカの都市からプエルトリコかバルバドスで乗り継ぐ必要がある。ただ、飛行機の接続が悪く、時間的にも費用的にも乗船地に行くだけでも大変な旅になってしまう。
他に南カリブ海クルーズツアーを出しているところが無いか探してみたが、ロイヤルカリビアンクルーズに南カリブ海クルーズがあるのを発見。こちらはプエルトリコのサンファンが乗船地。プエルトリコはアメリカ各都市から多くの飛行機の便があり、たやすく行く事ができる。しかもプエルトリコへはUAのマイレージで発券する事が可能だった。そこで、マイルを使ってプエルトリコまで移動し、クルーズに乗船する事とした。
プエルトリコからのクルーズ船はラプソディ・オブ・ザ・シー。総トン数は7万9千トン、乗船人数2,000人クラスの中型船だ。船内には私が好きなカジノもある。これが決め手で、ラプソディ・オブ・ザ・シーでの南カリブ海旅行を決めた。
ただ、クルーズ旅行代金は窓側客室の1人利用で2,300ドル(約36万円)掛かってしまった。バルコニー付客室だと、その1.5倍ほど掛かってしまう。クルーズ旅行代金は、去年より随分と値上がりしていると感じた。やはり去年まではコロナの影響が残り、まだまだクルーズ代金も安く抑えられていたのだろう。しかしコロナの影響が全く無くなりクルーズツアーの人気も急上昇するに伴い、クルーズ代金は跳ね上がっているようだった。事実去年の6月に確認したところ、半年先の12月や1月の繁忙期のクルーズは殆ど予約が埋まっていた。
まあ、クルーズ代金の値上がりはクルーズカジノで取り戻すしかない。それで5月19日(日)からの1週間の南カリブ海クルーズツアーを予約した。
5月16日(木)、羽田空港からニューヨーク・ニューアーク空港行きのUA130便に乗り込む。機材はB777だ。午後4時前に乗り込んだ飛行機は日付変更線を超え、同日の午後4時頃ニューアーク空港に到着する。
ニューヨークでの宿は、ニューアーク空港より近郊鉄道NJトランジットに乗り、4駅NYから離れたところにあるラーウェイ駅近くのホテルに2泊した。このホテルは1泊24,000円程。マンハッタンのホテルはベラボウに高いのでここのホテルを選んだが、ニューヨークのペンステーションまでNJトランジットで乗り換え無しで行けるし、近くに安い中華料理の弁当屋もあり食費を抑える事も出来たので、ニューヨークでの滞在費を少しでも抑えようと思うのであれば、こういったホテルを選択するのも良いかと思う。朝食は付けなかったが、コーヒーメーカーでお湯を沸かし持参したカップラーメンを朝食として食べる事が出来たので、OKだった。