ラスベガス・カジノ03

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途中で湯が出なくなってしまったシャワー

フラミンゴホテルは、1946年まだ何も無かった砂漠のど真ん中に建てられたストリップ地区繁栄の先駆けとなったホテルで、歴史的なシンボルだ。しかし、今はシーザースグループのホテルの一つという位置づけとなり、ラスベガスでの存在感はかなり薄くなっている。ホテルは3,500室もあるメガリゾートなのだが、フロントはいつも混雑しているし、設備のメンテナンスも行き届いていないと感じる。実際、インターネットのトラブルに続き宿泊3日目はシャワーの湯が出ないというトラブルに見舞われた。

最初は湯が出ておりソープで全身を洗っていたが、突然水温が低くなり、水しか出なくなってしまった。しばらく待てば湯が出てくるかと思ったが、数分待っても水温は高くならない。洗面台の蛇口からは湯が出たので、タオルを湯に浸しそれでソープまみれの体を拭くしかなかった。10分ほど経ってようやくシャワーの湯が復活したが、トラブル続きで嫌気がさしてしまった。

フラミンゴが飼われているホテルの中庭

まあしかし、たまたま私が泊まった部屋だけ設備がハズレだったかも知れない。部屋の不具合に目を瞑れば、フラミンゴホテルはまあ面白いホテルだ。ホテル創業者バグジーが好んだフラミンゴが飼われている南国風の中庭は、パームツリーが3,000本ほど植えられ如何にもカリブの島というイメージがぴったりだし、ホテル内もトロピカルカラーで南国リゾートというコンセプトが楽しい。ただ以前はミニスカートにアロハシャツだったカクテルウエートレスの衣装は、大人しいデザインに変わっていて、少しシックなホテルへとイメージチェンジしようとしているとも感じた。

さて、ここからカジノの戦績を報告にはいる。ラスベガス2日目、ネット接続に悪戦苦闘した後カジノフロアへ移動。テーブルゲーム台は50台くらいあったものの、開帳している台は10台ほど。そのうち半分はポーカー系のゲームで、ルールがよく分からない。ブラックジャックは2台のみ、ルーレットも2台、そしてバカラが1台。この5台が当面の主戦場だ。

フラミンゴホテルのカジノフロア

まずはブラックジャックに参戦。ミニマムは15ドル。150ドル勝ちか150ドル負けになるまで勝負しようと思っていたが、原点付近を行ったり来たりで途中で100ドルにリミットを変更。しかしそれでも全くリミットに到達する気配が無く、結局5ドル勝ちでテーブルを抜け、昼食タイムとした。

ラスベガスのBJは、例えばサレンダーができないとか、子が手役でブラックジャックだったとしても配当が1.2倍しかないとか、とにかく普通のBJと比べてルールが厳しめだった。なので、昼食後はルーレットに参戦しようと思ったが、2台開帳していいるルーレット台には人だかりができていて、とても参戦できる状況でない。仕方ないので、またまたBJに参戦。ところがこれも膠着状態が長く続く。いったん原点復帰するもそこから5連敗して75ドル負けとなり、そこでテーブルを抜けた。そして改めてルーレット台を確認したのだが、相変わらずの人だかりで、やはり参戦は難しそうだ。バカラをやろうかと考えたが、バカラはミニマムが25ドルで敷居が高く、BJかルーレットである程度勝てないと参戦する気になれない。(夜はミニマムが50ドルに上がっていた)

ただこういう状況でのラスベガスの良いところは、カジノの河岸をすぐ変えることができる点だ。フラミンゴホテルの隣のリンクというホテルに移動し、ルーレット台を確認すると、2人くらいしか先客がおらずすぐに参戦可能だった。ルーレットはミニマム15ドルだが、1ドルチップを15枚賭ければOKというルールだった。なので、5ドル3点賭けで勝負。ところが結果は全くかすりもせず、結局200ドル負けで終わってしまった。結局カジノ初日は270ドル負けで終了した。

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