スリランカツアー01

2017年会社を辞めて海外移住をスタートし、2023年2月までバンコクに住んでいた。タイから東南アジアや南アジアへの航空便は目的地が多彩で、これらの国を巡るのに便利だったことが海外生活拠点をタイにした理由のひとつだった。バンコクを拠点にしてバングラデシュやミャンマー、カンボジア等の国々を巡ったり世界一周旅行をしたりした。しかし、コロナ禍で自由に海外旅行できなくなり、訪問が実現できなかった場所もある。その一つがスリランカだった。

コロンボに到着したUL403便

2023年11月、バンコクを拠点にして海外に40日ほど滞在した。その際にかねてからの夢であったスリランカ旅行を、実現する事にした。11月16日から25日まで9泊10日で、スリランカ旅行を敢行したのだ。スリランカの最大都市コロンボを起点にして、古都キャンディに移動し、スリランカ丘陵地帯を巡る旅だった。

11月16日(木)、バンコク・スワンナプーム空港朝9:00発のスリランカ航空UL403便に乗り込む。機材はA320-200。飛行機は昼前にコロンボ・バンダーラナーヤカ空港に到着した。空港で入国手続きを行う。まず入国カードに必要事項を記入し、パスポートと事前に取得していたビザのドキュメントと一緒にイミグレーションの係官へと手渡す。しかし、ビザのドキュメントは不要だと言われて、返却されてしまった。

無駄になってしまったスリランカ観光ビザ

えっ、どこでビザのドキュメントを渡すのと思ったが、そのままビザは確認されること無く、税関を通り過ぎてしまった。えっ、ビザは不要なの?

ホテルに到着してから、改めてスリランカのビザに対する情報サイトを確認する。すると、10/23より日本人等の観光客のビザが不要になったとの記事があるのを発見した。「なんじゃ、そりゃ!」私は思わずのけ反ってしまった。実は、スリランカ入国にはビザが必要だとの情報を確認していたので、私は事前にスリランカビザ(ETA)を取得していた。ビザが取得できるのが入国の1カ月前からだったので、私がビザを取得したのは10月19日。ビザ取得費用はUS$50で、手数料込みで7,977円をクレジットカードから引落とし済だったのだ。その後、引落しされたビザ代の払い戻しは無し。8千円近くをドブに捨ててしまったことになる。

高層ビルが建ち並ぶセイロン銀行前の通り

うーん、なるべく事務手続きは早めに済ませておきたかったので、ビザが取得できる1か月前になったらすぐETA取得手続きを急いでしたのだが、それが裏目に出てしまった。まあしかし、しょうがない。私はまずホテル近くのセイロン銀行に移動し、日本円をスリランカルピーへと両替する。両替レートは1スリランカルピー=約0.45円。手持ちのガイドブックはコロナ禍前の2019年10月発行の地球の歩き方スリランカ編だったが、その本には1スリランカルピー=約0.6円と書かれていた。

この4年で円安が大幅に進んでいたが、スリランカルピーはそれ以上に下落している。スリランカは債務不履行に陥り、経済破綻しているとの事だったが、それを如実に表すレートだった。しかし、経済破綻した割にはルピー安は進んでいない。街ナカは結構賑わっていて、経済破綻の余波をそれほど感じる事は無かった。

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