ナガワールド・プノンペン③01
2023年11月から12月にかけて、バンコクをメインに海外に40日ほど滞在した。久しぶりにバンコクでの生活を、ビザ無しで堪能したいと思ったのだ。
ただ、折角海外に来たのだからカジノには是非行ってみたい。しかし、タイから陸路国境を越えて国境カジノに出向くのは、ビザなし陸路国境越えが年2回までに制限されているため、控えておきたい。なので今回は、LCCのエアアジアでカンボジアのプノンペンに飛び、プノンペンのカジノホテルで一年振りに遊ぶことにした。
2023年12月14日、ドンムアン空港から沖止めされたFD608便に乗りプノンペンへと向かう。前年8月にカンボジアの2年ビザを取得していたので、空港のアライバルビザカウンターに並ぶこと無くイミグレーションを通過し、すぐに預けた荷物をピックアップして、空港前のタクシーカウンターへと向かう。空港タクシーは市内まで15ドルの定額制なので、カウンターでタクシーチケットをもらったら値段交渉することなくタクシーへと乗り込める。面倒な交渉事が無いので、とてもスムーズだ。
空港から市内への道は少し混み合っており、空港から市内までは十数キロの道程だったが、ホテル到着まで1時間近くかかってしまった。ホテルはプノンペン唯一のカジノホテルのナガワールド。ナガワールドは旧館のナガワールドと新館のナガワールド2があり、今まで新館のナガワールド2には2回泊まったことがあったが、旧館には泊まったことが無かった。今回はナガワールドを予約したので、初めて旧館に泊まれるものだと思っていた。それで、ナガワールド前でタクシーを降り、チェックイン手続きをするためフロントのカウンターでパスポートとホテルバウチャーを手渡す。
カウンターのチェックイン係員はしばらくパソコンで私の予約記録を探していたが、やがて私に向かって、あなたの予約はナガワールド2だと言われてしまった。ホテルバウチャーはナガワールドとしか記されておらず、てっきり旧館だと思ってしまっていたが、予約済みのスペーリアルームはナガワールド2にしか無いとの事だった。
仕方ないので、ナガワールド旧館からナガワールド2までの地下道を、スーツケースを引きずりながら歩いて行く。2つのホテルは500mほど離れており、地下道を数分歩かないとナガワールド2には辿り着かない。こういった予約に不手際があった場合は、移動が面倒な事になってしまうのであった。
そして、ナガワールド2のカウンターでチェックイン手続きを完了。部屋に荷物を置いてから、徐にカジノルームへと移動する。