47都道府県温泉巡り・沖縄編03

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プールからビーチタワーホテルを見上げる

ビーチタワーホテルは、客室280室を有する美浜アメリカンビレッジで最も大きな24階建リゾートホテルだ。上層階は眺望も抜群で、ショッピングやグルメスポット、ビーチも近く環境も抜群だ。

ただ、私の部屋は3階で、折角のタワーホテルなのに眺望はサッパリだった。部屋の設えも、ダブルベッドが一つとレターデスクと狭いテーブルがあるだけで、ビジネスホテルの少し良さ目のダブルルームとという感じだ。これで朝食付き1泊25,100円。2泊したので50,200円の出費。これだけ出せば、もう少しリゾートライフを満喫できる部屋に泊まれるのではないかと期待していたが、ちょっとガッカリだった。まあ、ホテルの環境の対価だったと思うしかない。

「ちゅらーゆ」の温泉(ホテルHPより)

ホテルには「ちゅらーゆ」という温泉とプールのある施設が併設されており、宿泊客は何度でも無料で利用できる。まずはプールで日光浴。プールには天然温泉を利用した温水プール、水深110cmの一般プール、水深80cmの子供用プールなどがあり、プールサイドにはデッキチェアが並んでいて、のんびりと甲羅干しを楽しむことが出来た。

そして次に温泉に入る。温浴施設には露天風呂と内湯があり、露天風呂は掛け流しの温泉になっていた。42.1℃の弱アルカリ泉で、少し熱めだがしっとりとした湯で、じっくりと湯浴みを楽しむことが出来た。

温泉付きのプールとしての「ちゅらーゆ」は、日帰りで入浴すると大人一名1,300円(10月より1,600円に値上げ)の入場料だった。これならもっと安いホテルに泊まって、日帰り入浴でも良かったかなあと思ってしまう。

サンセットビーチの夕景

ホテルに2泊したが私の宿泊プランでは夕食無し。そこでアメリカンビレッジのステーキ店と沖縄料理屋に入店し、ディナーを楽しんだ。アメリカンビレッジの料理店は観光客向けで、やはり少し価格設定が高めだ。また9月初旬の平日だったが、結構観光客が多く、しかもコロナ禍で閉店してしまった店もあり、開いている店はどこも割と盛況だった。まあ若干高かったが、料理はなかなか美味しくいただけた。

アメリカンビレッジのサンセットビーチに沈む夕日を眺めながら、テラス席でビールをいただく。沖縄にいるのに観光せず、プール・温泉・グルメを楽しむだけでダラダラと一日過ごすのも悪くない時間の使い方だ。ただ美浜は外国人を含めて観光客が多過ぎるので、沖縄中部でビーチのみを楽しむのなら、宜野湾や読谷のビーチの方が良いと感じた。

関空に着いたMM216便(A321LR)

3日目、ホテルからリムジンバスに乗り込み、沖縄空港へと向かう。そして午後3時のピーチ航空MM216便に乗り関空への帰路に就いた。MM216便の機材はA321LR。ピーチでは関空~バンコク便にも使われている新鋭機だ。調べたら、沖縄から関空へ戻った後、バンコク便として運用される機材だった。

こうしてとうとう私は、47都道府県の温泉制覇を果たした。日本にはいろいろな温泉がある。その温泉のバリエーションを、改めて再確認できた旅立った。ただ一人で温泉旅をしていると、今回みたいにホテル形式の宿泊施設にしか泊まれない事も多い。特に高知県と埼玉県では運び湯の温泉にしか泊まれなかったので、今度は両県でリベンジ旅行して、ぜひ掛け流しの温泉に浸かってみたいものだと思っている。まあしかし、ここで一旦47都道府県温泉巡りの旅を締める事にする。

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