47都道府県温泉巡り・関東編05

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埼玉の秩父で泊まったナチュラルファームシティ農園ホテルは、残念ながら天然温泉では無かった。これでは残りの県の温泉をコンプリートしたとしても、47都道府県温泉巡り達成とは言えないので、埼玉県の温泉宿に泊まり直す必要があると思っていた。

西谷津温泉周辺地図

西谷津温泉周辺地図

すると関東に住む友人から東京で飲もうという誘いがあったので、その誘いに応じて関東に向かい、埼玉の温泉宿に泊まり直す事にした。埼玉の温泉は秩父鉄道の沿線と秩父から群馬に向かう国道299号線沿いに集中している。折角だから江戸時代から知られる秩父七湯の一つに泊まろうかと思ったが、現存している秩父七湯は3ヶ所しか無く、どの宿も私の希望する条件では空室が無かった。なので秩父駅から送迎バスのある適当な温泉旅館を探す事にした。一人泊まりができる温泉旅館はそれほど多くなく、色々と探した結果、国道299号線沿いにある西谷津温泉というところに泊まる事に決めた。国道299号線沿いには関東の高アルカリ泉として知られる小鹿野温泉や赤谷温泉があるが、それらの温泉より少し秩父寄りの比較的新しい温泉だった。

東梅田から新宿行きツィンクル号に乗り込む

7月12日夜10時50分、大阪駅前の東梅田バス停前から深夜バスのツィンクル号に乗り込む。ツィンクル号はユニバーサルスタジオジャパンとバスタ新宿を結ぶ深夜バスだが、途中阿倍野、なんば、梅田、京都、八王子、日野、府中、三鷹などに停車するルートを取り、これらの沿線に住む人にとっては便利な路線だ。初めは夏の青春18きっぷを使って関東に行こうと考えていたが、残念ながら青春18きっぷは7/20以降で無いと使えなかったので、深夜バスを利用する事にしたのだった。

途中八王子で降りてJRで東飯能まで向かい西武鉄道に乗り換えて秩父に向かおうかとも考えたが、新宿から西武鉄道で秩父に向かった方が安かったので、バスタ新宿で降りる事にした。バス運賃は6,700円。リクライニングの深いバスは案外快適で、熟睡とは言えないまでも快適な眠りで新宿に到着することが出来た。

予め買っていた西武鉄道株主優待券

バスタ新宿から西武新宿駅まで移動。途中ファストフード店で朝食を摂ろうとしたが、JR新宿駅東口側や西武新宿駅前の歌舞伎町には案外ファストフード店が無く、店探しに苦労した。

ようやく探し当てたマクドナルドで朝食を食べ終え、西武新宿駅へと移動。西武鉄道で秩父へと向かう。私は予め梅田のチケットショップで西武鉄道の株主優待券をゲットしていた。新宿~西武秩父間の運賃は800円だったが、株主優待券は580円で売られていたので、220円ほど得したことになる。西武新宿から急行で移動し所沢で乗り換え、準急に乗って飯能に移動し鈍行に乗り換える。2回の乗り換えて、西武秩父駅に到着。2時間半の行程だった。

長瀞でボートに乗り川下りを楽しむ

西武秩父駅から200mほど歩き、秩父鉄道の御花畑駅へと移動。御花畑駅から羽生行きの電車に乗り込む。そして7駅先の長瀞駅で下車した。

長瀞駅到着がちょうど正午だったので、駅前の蕎麦屋に入りザル蕎麦を食べる。そして午後1時過ぎに、事前に予約していた長瀞の川下りのボートに乗り込む。長瀞を流れる荒川は、長瀞周辺ではくねっている場所が多く、流れが速いところが何カ所かある。そこを水しぶきを上げながら川下りするというアクティビティを楽しんだ。水しぶきでズブ濡れになることを心配していたが、川はそれほど急流では無く、水しぶきも控えめで、濡れることなく川下りを堪能することが出来た。

そして長瀞駅から御花畑駅へと戻り、西武秩父駅前から、西谷津温泉の温泉旅館へと向かう送迎車に乗り込んだ。

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