西カリブ海クルーズツアー02
2023年5月19日に日本を出発。シカゴで一泊し、5月20日にマイアミに到着した。マイアミ空港からトラムに乗りマイアミ空港セントラル駅へ出て、ダウンタウンにまで出る高架鉄道のメトロレイルに乗ったが、途中乗り換えを間違えてダウンタウンと逆方向に向かってしまった。電車は30分毎だったので、途中駅でしばらく待たされることになった。
メトロレールをガバメントセンター駅で降り、無料のトラム・メトロムーバーに乗り込む。マイアミは公共交通機関が充実していて、ここまで掛かった費用はメトロレイルのUS$2.25のみ。やはりマイアミは、年金生活者に優しい街だと言えるだろう。
滞在先のホリディインに荷物を置いてからマイアミのダウンタウンをブラブラ散歩し、ヨットハーバーに面したベイサイド・マーケットプレイスで夕食をいただいた。海の見えるテラスでシーフードを食していると、アメリカに来たと実感できる。
そして翌日、ホテルからタクシーに乗りマイアミ港のクルーズターミナルに向かう。MSCシースケープはターミナルCに係留されていた。ターミナルCのカウンターで、乗船手続きを行う。カウンターでは自宅のプリンターでプリントアウトした乗車券とパスポートのチェックがあっただけで、クルーズカードを手渡された。ジャマイカやメキシコに寄るので、ここでパスポートを預ける事になると思っていたが、パスポートも手元に返された。寄港時にパスポートチェックがあるのだろうか。そうであれば、各国の入国手続きに時間が掛かりそうなので、ちょっと面倒に思ってしまったが、それは杞憂だった。今回入国したのは、バハマ、ジャマイカ、ケイマン諸島(イギリス)、メキシコの4か国だったが、どの国でも入国時のパスポートチェックは無かったのだ。
やはりアメリカからの入国は最強なのだ。アメリカからこれらの国へ不法入国するリスクは無いと判断されているのだろう。ただ、クルーズカードには乗客一人一人の顔写真情報が登録されていて、寄港地からクルーズ船に乗船する時は、一人一人が顔写真と照合されていた。成りすましで赤の他人がアメリカ船に乗船する事案を、恐れているようだった。
そのまま、17万トンの巨艦クルーズ船MSCシースケープ号の中へと移動。まず15階にある私の客室へと向かう。ところがエレベーターホールと客室廊下の間の扉が閉められていて、客室に向かう事が出来なかった。まだ客室の掃除が終わっていないようだった。
仕方ないので1階上の16階のプールサイドへと移動。プールサイドのバーでビールを注文し、チビチビやりながら客室が解放されるのを待つ。クルーズではアルコールを含めたドリンクインクルーシブを購入していたが、クルーズカードにその情報が登録されていなかったようで、バーテンダーとのやり取りに時間が掛かってしまった。
そして、1時間後にようやく客室へと移動。部屋の広さは16㎡とコンパクトだが、ベッドとソファーセット、レターデスクがあり、また広々としたバルコニーもついている。この船室で8日間を快適に過ごすことが出来た。
預けていたスーツケースも部屋に戻って来たので、荷物を棚に収納する。棚も広々としていてクローゼットも充実。スーツケースの荷物を全て棚に収納することができた。いやあ、流石に使い勝手の良さは洗練している。国際条約で義務付けられている避難訓練に参加すると、いよいよ船が出航する。マシンにクレジットカードを登録し、クルーズカードと紐づける。これで船内の全ての買い物やサービスは、クルーズカードのみで清算することが出来る。
出航してから40分ほど経ち、公海上に出るとカジノが開帳する。早速カジノへと出向き、7日間の勝負を開始した。クルーズカジノの戦果詳細は以下を参照。
驚いたのはクルーズカードでカジノチップが買える事だった。うーん、クレジットでカジノチップを買えるなんて・・・流石自己責任の国アメリカだ。ギャンブル依存症対策など、眼中にないのだろう。