サワンナケートカジノツアー②03
カジノルームではまずブラックジャックに参戦。誰も客がいない台を開帳させ、2,000バーツの予算で100バーツずつ勝負する。ただ、最初の勝負は余り見所無くズルズルとチップを減らしていく展開。結局1時間ほどで2,000バーツを溶かしてしまった。
続いてルーレットに参戦。これも誰もいない台を開帳してもらった。2,000バーツの予算で50バーツチップ40枚で勝負だ。作戦はいつもの50バーツ3点賭け作戦で勝負開始。すると2投目でゲットし幸先よいスタートを切れたと思った。次は、100バーツ3点賭けのフェイズに移行したが、あとが続かず結局これも2,000バーツを溶かして終わった。
ここでまたブラックジャックに河岸を戻す。するとここでは好調な流れを掴むことができ、何とか2,000バーツ勝ち。勝負はこれからだと、気合いを入れ直す。
少し休憩してから続いてバカラに参戦。ミニマム100バーツのバカラはノーコミッションバカラ(スーパー6)で、作戦はいつものタテヅラ狙いの倍プッシュだったが、余り見所無くこれも2,000バーツ負けで勝負を終えた。
またルーレットに河岸を戻す。予算2,000バーツの50バーツ3点賭けで勝負したが、一つも当たること無くあっという間に2,000バーツ負けとなってしまった。
こうなるとブラックジャックで稼ぐしかない。BJは一進一退の勝負となったが、この日はダブルの勝率が高く、チップを少しずつ増やす展開に。結局2,000バーツ勝ちで勝負を終える。ここまでルーレットで▲4,000バーツ、バカラで▲2,000バーツ、ブラックジャックで+2,000バーツ。やはりルーレットかバカラで大当たりが無いと勝てる展開にはならない。
夕食を食ってから、ルーレットに参戦。しかし残念ながらここでも1回も当たりなく2,000バーツ負け。続いて参戦したバカラでも見所無くズルズルとチップを減らし、2,000バーツ負けで終了。初日は8,000バーツ負けで終わってしまった。
翌朝、朝食を摂ってから再びカジノに戻る。8,000バーツを取り戻すにはルーレットしかないと思い、一直線にルーレットのテーブルへと向かう。ところが、ルーレット台にはディーラーがおらず、開帳できない状態だった。仕方ないので、ブラックジャックに参戦する事にした。
この日のブラックジャックのディーラーは研修中の新人ディラーのようで、計算も遅くスローモーな展開となってしまった。しかし、こういうディーラーの方が激ツモを繰り返すというものだ。残念ながらダブルも全て裏目に出てしまい、結局2,000バーツを溶かしてしまった。これでカジノは打ち止め、残念ながら今回は1万バーツ負けで終わってしまった。
そしてこの日はタイ県巡りのため、バスターミナルに移動する。
しかし、ホテルを出る時ちょっとひと悶着があった。国境を越えるシャトルに乗るため、パスポートを運転手に渡そうとしたが、いつもはカバンの定位置にパスポートを入れているのだが、それが見当たらない。ホテルの部屋に忘れてきた可能性がある。
私は慌ててホテルのフロントへと戻り、パスポートを忘れたようなので部屋を確認したいと伝えた。そしてホテルの従業員と一緒に、さっき出たばかりの部屋へと戻る。部屋にはメイドがいて、掃除をしているところだった。そして「パスポートなんて無かったよ」と言われてしまう。納得できない私はもう一度パスポートを探すが、確かにどこにもない。うーんまずい、このままではラオスを出国できなくなってしまう。
その時ふと思い出したことがあった。そう言えばカジノに入室した時に、もしかしたらパスポートチェックがあるかも知れないと思い、ポーチにパスポートを移し替えていたのだ。カバンの中からポーチを取り出しチェックすると、中にパスポートがしっかり鎮座していた。無事パスポートが発見できてよかったが、ホテルのスタッフにはちょっと迷惑を掛けてしまった。