サワンナケートカジノツアー②02
2022年12月13日、私はバンコク・ドンムアン空港からエアアジアFD3398便(機材A320-200)に乗り、ナコンパノムへと向かった。離陸まで少し時間が掛かり、ナコンパノム空港には定刻より少し遅れて到着。私は空港の前に降り立ち、ここからムクダハンまで移動するタクシーを探した。
しかしタクシーが見当たらなかったので、空港内のツアーデスクでムクダハンまでの車を手配してもらおうと考えた。するとそのツアーデスクで、ムクダハンまでのシャトルサービスが取り扱われているのを発見した。料金は400バーツだったので、普通のロットゥーより高いが、バスターミナルに寄ることなく空港から直接ムクダハンに向かうシャトルに乗れるのは魅力的だ。私はシャトルサービスの料金をカウンターで支払い、すぐシャトルに乗り込んだ。
シャトルは1時間半ほどでムクダハンの国境橋に到着。私は徒歩で少し引き返し、橋の手前にあるサワンリゾートの事務所へと向かう。この事務所はタイの出国ゲートのかなり手前の建物の中にあり、何も情報がなければ探し当てる事が難しい。ただ、私はこの国境を通りサワンナケートのカジノに向かうのは2回目だったので、迷うことなく事務所へ辿り着く事が出来た。
事務所でホテルのバウチャーを見せ、暫く待つとサワンリゾートホテルへと向かうロットゥーに案内される。ロットゥーには10人ほどのタイ人の先客が乗っていた。カジノの無いタイから出国してカジノを堪能しようとしているタイ人達だった。
ロットゥーに乗り込むと、運転手から次の言葉を掛けられた。「日本人はラオスに入国するのにアライバルビザが必要だから、手続きに30分ほど掛かる。我々は先に出発するので、ラオスの入国ゲートで次のシャトルが来るを待って乗ってくれ」
えっ、日本人はラオス入国にビザは不要のはずなのに・・・コロナでルールが変わってしまったんだろうか・・・おかしいと思いつつ、タイの出国ゲートを抜けラオスの入国ゲートに到着する。運転手はアライバルビザの窓口へと私を連れて行ってくれ、そこで係官に確認したが、やはり日本人はビザ無し入国が可能だった。運転手は韓国人のケースと勘違いしたと私に謝罪する。まあ、問題なくラオスに入国できたので、取り敢えず良かった。
こうしてロットゥーを乗り換えることなく、無事サワンリゾートホテルに到着。ただ、ホテルの正面は閉鎖されていて、裏口に案内された。照明が落とされているカジノフロアを通り、裏口からホテルのフロントへと移動し、チェックイン手続きを行う。宿泊料は700バーツほどだった。
このホテルは客室棟に囲まれた3層の吹き抜けエリアに何台ものゲーム台が並んでいて、まるでラスベガスのメガリゾートのようだったが、この吹き抜けエリアは照明が落とされ閉鎖状態だった。じゃあ、どこでカジノをやっているのだろう。少し探すと、VIPルームのエリアがオープンしていて、そこに一般客を入れてゲーミングしていた。対人ゲームはバカラが6台、カリビアンが3台、後はドラゴン&タイガー、ブラックジャック、ルーレットが1台ずつという設置状況で、あとはマシンゲームだった。ゲーム台は少ないものの、一通りの種類のゲームが用意されていた。いよいよ勝負開始だ。