タイ県巡り・スラ―タニ―04
サムイ島ではラマイビーチのホテルに2泊した。サムイ島ではチャウエーンビーチが最も賑やかで、ツアー客の多くがこのビーチに集まるとの事だった。しかしその分物価も高く、何をするにも金がかかるとの評判を聞いていた。そこでチャウエーンビーチから少し離れたラマイビーチに宿を取ることにしたのだ。
ラマイビーチはチャウエーンビーチよりレストランやナイトクラブは少ないが、バービアが多くナイトライフはチャウエーンビーチに引けを取らないとの事だった。また、コロナ禍でチャウエーンビーチの娯楽施設は閉まっているところが多いので、むしろラマイビーチの方が楽しいとの情報もあった。そこでラマイビーチに泊まり、夜ソンテオ(乗合自動車)でチャウエーンビーチに移動し、ナイトクラブ巡りすればいいのではと思ったのだった。
ラマイビーチとチャウエーンビーチの間は、サムイ島でソンテオが最も多く走っている区間だとの事だった。なので、ビーチの主要道路で待っていればいくらでもソンテオをつかまえる事が出来るだろうと考えていた。ところが、ラマイビーチの国道で2、30分待ってもソンテオが現れる気配がない。客待ちをしているタクシーを何台か見かけたが、タクシーでラマイビーチとチャウエーンビーチを移動すると500バーツほど掛かってしまうとの事だった。これだと往復で1,000バーツだ。結局私はチャウエーンビーチ行きを諦め、3日間をラマイビーチのみで過ごした。
宿泊したハイブホテルはコテージタイプの宿泊施設で、ビーチに近いプールもあり、なかなか充実したリゾートライフを体験できた。ただコテージには虫も多くいたので、虫よけ薬や蚊取り線香は必須アイテムだ。
3日間のビーチライフを堪能したあと、ホテルの送迎車でサムイ空港へと向かった。送迎代金は600バーツだった。サムイ空港からバンコクへはバンコクエアウェイズに乗った。というか、サムイ空港はバンコクエアウェイズの専用空港で、バンコクエアウェイズに乗るしか選択肢がない。タイ全土でバンコクエアウェイズの専用空港は3ヶ所(スコタイ、トラート、サムイ)あるとのことだったが、今回の旅行でこの3ヶ所を全て訪れた事となる。
サムイ空港はバンコクエアウェイズ専用空港の特徴であるオープンエアの空港だった。待合室も東屋になっている。まあ風が通るから涼しくていいかと思ったが、5月のサムイは屋根の影にいても少し暑かった。搭乗時間となり機材A320のPG140便に乗り、バンコクスワンナプーム空港へと向かった。