タイ県巡り・スラ―タニ―02
宿に荷物を置いてから、スラ―タニ―の街を探索する。まず街の象徴であるラックムアンを見学した。ラックムアンは新しい主要都市が作られた時にまず建てられる柱状の祠で、その祠を中心にして街が発展する事が多い。スラ―タニ―のラックムアンはターピー川に架かる主要橋のライトブリッジの袂に建てられていて、ここを中心としてスラ―タニ―が発展していった事がよく分かった。
続いてナイトマーケットを散策。まだ日が落ちる前だったので、それほど買い物客はいないだろうと思っていたが、結構多くの家族連れで賑わっていた。店は食品を扱う屋台が多く、思い思いに家族連れが買い食いを楽しんでいた。私はビールが飲みたかったので、ナイトマーケットを離れ近くの食堂で夕食を摂る。
夕食を摂り終えた私は、ホテルへと戻る。ホテルは街の中心部に建つCBDホテル。ここは2013年に建てられた比較的新しいビジネスホテルた。フロントも近代的で、なかなかお洒落な感じのホテルだった。
ホテルを予約した時、スタンダードルームが1泊3,000円ほど、ジュニアスイートルームが1泊4,500円ほどで、それほど値段に差が無かったので、私はジュニアスイートを予約した。部屋に入った私は、少し驚いた。ジュニアスイートルームは、スタンダードルーム2部屋分の広さがあり、2部屋に分かれた室内は1室がリビングルーム、もう1室がベッドルームとなっていた。広さは50㎡ほどで、一人では十分すぎるほどの広さた。ただ、室内に調度品が殆ど無く、殺風景な印象しか持つことができない。少し寂しい感じの滞在となってしまった。
ところがシャワーに問題があった。シャワーが全然お湯にならず、いつまで待っても冷えた水しか出てこないのだ。うーん残念だ。タイではよくあるタイプの電気給湯器でお湯を供給するシステムだったら、こんな事にならなかったのにって思いながら我慢して水シャワーを浴び終え、ふと洗面所をみると、洗面器の下に何か機械が見える。かがみ込んで洗面器の下を覗くと、何とそこに給湯器があった。この給湯器を操作すれば、お湯が出てきたのだ。シャワーを浴び終えた後に給湯器を発見するなんて・・・いよいよ残念な結果となってしまった。
そして翌朝8:30にチェックアウト。ホテルの送迎車でスピードボートの乗船場まで送ってもらった。ここからサムイ島へと向かう。