タイ県巡り・スラータニー01
タイの人口TOP20の県巡りは、半数の10県を巡り終えた。次はどの県を巡ろうかと考えていたが、これまではイサーン(東北地方)の県巡りを中心に進めていたので、次は南部の県を巡ろうと思った。南部はスラ―タニ―県、ナコンシータマラート県、ソンクラー県が未訪問だ。この中で人口20番目のスラ―タニ―県を訪れる事にした。
スラ―タニ―県には、プーケット島に次ぐ規模のリゾート島のサムイ島がある。島の大きさとしても、プーケット島、チャーン島に次ぐ3番目の大きさだ。プーケットとチャーンは既に訪れていたので、今度は是非サムイ島を訪れ、タイの3大島を制覇するためにもスラ―タニ―県を訪問しようと思った。ただ、サムイ島だけを訪ねても今一つ面白くないので、ついでに県庁所在地のスラ―タニ―市も訪れる事にした。スラ―タニ―市からサムイ島まで、何便かの船が出ているとの事だったので、船に乗ってサムイ島まで移動するのも楽しそうだと思ったのだった。
調べたら、バンコクからスラ―タニ―にはエアアジア、ノックエア、タイライオンエアのLCCが定期便を飛ばしている。そこでドンムアン空港12:40発のノックエアDD574便を予約した。プライオリティパスが使えるドンムアン空港のラウンジで昼食を摂ってから飛行機に乗ろうという企てだった。
5月16日の11時前にドンムアン空港に到着。チェックインを済ませて、荷物検査を受け制限エリアに入場。早速プライオリティパスで入場できるコーラルラウンジへと移動した。ラウンジの受付でまず、「ここにビールはありますか?」と確認する。
実は2月にもドンムアン空港を利用したが、その時はラウンジの冷蔵庫にビールは置いていなかった。コロナ前は国内線ラウンジでもビールやワインが飲めたのに、撤去されてしまったみたいだった。そこで、受付でビールが置いているのかを確認し、置いていなければビールの持ち込みが出来るかどうかを確認した上で、空港の売店でビールを買ってきて持ち込もうと考えていたのだった。ところが受付での返事は「はい、ビールを用意します」との事だった。冷蔵庫にはビールが無かったが、奥の部屋からグラスに注いだビールを持ってきてもらった。どうやらビールは別注文で飲めるシステムになっているようだった。
ビールと共にラウンジのビュッフェでランチを済ませてからDD574便に搭乗。機材はB737だった。ノックエアの機材は、プロペラ機が殆どDHC-8-Q400でジェット機がB737だ。乗客は前方の有料席はガラガラだったが、後方の無料席はほぼ満席だった。
DD574便は1時間ほどでスラ―タニ―空港へ到着。沖止めされた飛行機からタラップを使って空港へと降り立った。5月のスラ―タニ―は曇り空で、バンコクより少し涼しく感じた。
そして空港前に停まっていたバスに乗って、スラ―タニ―のダウンタウンへと移動。運転手からホテルはどこかと聞かれたので、予約していたホテル名を告げる。てっきりホテルの前まで送ってもらえると思っていたが、結局市場前の第一バスターミナルでバスを降ろされる。そこから10分ほど歩いて、ホテルへと辿り着いた。