タイ県巡り・コーンケン・コラート01

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人口2位コラート県、人口4位のコンケーン県

人口第3位のウボンラチャタニ―県の次は、コーンケン県とコラート(ナコンラチャシーマー)県を訪れることにした。タイの県別人口で、コーンケン県は第4位、コラート県は第2位。この2県を訪れたら、タイの人口上位5県を全て訪問したことになる。

それにしても県別人口第2位、3位、4位が東北地方(イサーン)の県だ。ほかにもブリーラム、ウドンタニー、シーサケート、スリン、ロイエット、サコンナコン、チャイヤプームの7県が人口上位20県にノミネートされていて、人口上位20県中半分の10県が東北地方の県という状況だ。調べると東北地方の人口はタイ全体の27.5%の約1860万人で、バンコク首都圏(1都5県)の人口約1590万人より多くの人が住んでいる事になる。

ただ、東北地方の経済規模は名目GDPでタイ全土の9.7%の構成比でしかない。これはバンコク首都圏の名目GDPの構成比46.4%の約5分の1でしかなく、この地域の経済的な貧しさを物語っている。ただ、今回はコンケーンとコラートという、東北地方を代表する大都市を訪れたので、東北地方の貧しさを余り実感することは無かった。

旅程はまず飛行機でコンケーンまで飛び、バスでコラートを経由してバンコクへ戻るルートを選んだ。飛行機はタイライオンエアで、ドンムアン空港からコンケーン空港へと向かうことにした。

ダークレッドライン路線図

ドンムアン空港を利用するにあたり、一つ試してみたいことがあった。ドンムアン空港には去年まで都市鉄道によるアクセスが無く、モーチット駅からルートA1のバスに乗って向かうのが一般的だった。しかし昨年(2021年)に国鉄系の都市鉄道SRTがダークレッドラインを開業。バンス―駅からドンムアンまで鉄道で行けるようになったのだ。ドンムアン空港にアクセスする高速道路(トールウェイ)を使うと、その横に開業前の高架線路が見えていた。いつ開業するんだろうと長らく待ちわびていたが、やっと開業が叶った。これは是非一度この鉄道を試さなければ。私はBTSとMRTを乗り継ぎ、バンス―駅までやって来た。ところがバンス―駅でダークレッドラインに乗り換えようとした私は、バンス―駅のダンジョンの罠に嵌ってしまった。

MRTバンス―駅改札口

MRTのバンス―駅を降りると、改札口が2ヶ所あり、それぞれ「Railway Station」出口と「Grand Station」出口と記されている。一体SRTはどっちの出口から行けばいいんだ?私は少し迷ったが、Railway Station出口へと向かうことにした。すると2か所の改札口を結ぶ通路があり、その通路の上にSRT方面への案内板が出ていた。なんだ、Grand Station出口が正解だったのか。私はトボトボと反対側の改札口へと向かった。

ところが反対側にはMRTの改札口しかなく、そこからSRTにつながる通路は見当たらない。一体どこに行けばSRTに乗れるんだ!?

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