2021年12月バンコク帰還01
2020年に続き、2021年も3月に日本に戻ってからしばらくバンコクに戻れない状況となった。2020年12月にバンコクに戻った時は、バンコクのASQホテルで2週間の隔離が必要であり、14泊15日のホテル代や旅行保険の強制加入、日本出国前のPCR検査などで50万円程費用が掛かってしまった。その後、隔離期間は10日となり更に7日間に短縮されたので、そこまで費用は掛からなくなったが、依然として20~30万円ほどの費用が発生してしまう。まだまだ気軽にバンコクに戻ろうと思える状況ではなかった。
ところが11月になってタイランドパスという制度が新たに設けられ、隔離無しでタイに入国できるようになった。正確に言うとホテルでの隔離期間が1日となり、ホテルチェックイン時にPCR検査を受け、その結果が陰性であれば翌日にホテルをチェックアウトできるようになったのだ。
これなら気軽にバンコクへ戻ることが出来る。ただよく調べてみると、タイ入国時に5万ドル以上を保証するコロナ保険に加入する必要があり、また日本で出国前にPCR検査をしないといけない。ホテル滞在費は1泊でよくなったが、保険や検査代が掛かるとそれほど安くタイに戻れるわけじゃないような感じだった。
しかし色々調べてみると、保険はタイのThai General Insurance Associationという保険会社のコロナ保険を利用したら、日本の旅行保険より安く加入できるようだった。また、PCR検査も安く検査してくれる医療機関も増えてきた。前回のタイ入国と比べるとかなり安く戻れそうだったので、事前にタイ入国費用を前回と比較してみることにした。
今回飛行機代は世界一周旅行で貯めたANAのマイルを使って、同じスターアライアンスのタイ航空のビジネスクラスを往復で予約することにした。税金とサーチャージで2万円程だった。医療保険はタイのコロナ保険(3カ月)をネットで購入すると6,400Bだった。ホテル代は送迎、PCR検査代、2食の食事代を合わせて1泊4,750B。そしてPCR検査は、海外渡航用の陰性証明を出してくれる検査機関で受診し、陰性証明書を即日発行してもらって2.5万円。
合計8.5万円。2020年12月にタイに入国した時の費用が約50万円だったので、6分の1に費用を抑えることができた。これなら年に数回利用しても、負担に耐えられる。2022年は気軽に何度か日泰間を往復できると思わせる金額だった。