47都道府県温泉巡り・東京茨城千葉編02

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京急の大鳥居駅

翌朝温泉で朝風呂に浸かってから、蒲田の街をウロウロしてみる。京急蒲田駅から空港線に沿って東方向へと移動。蒲田の町工場(まちこうば)街を彷徨ってみた。蒲田には金属加工や樹脂加工、光学部品などの多くの工場があるが、どれも小ロット生産に対応した小さな町工場だ。日本の製造業の根底部分を支える大事な工場ばかりだが、製造業の地盤沈下のせいか、やはり町全体が寂れているように見える。寂寥感を感じながら街歩きをして、大鳥居駅から京急に乗り、蒲田駅へと戻った。

磯原シーサイドホテル露天風呂

蒲田からJR京浜東北線に乗って上野に移動し、昼食を摂ってから常磐線に乗り込む。水戸駅で電車を乗り換え、3時間ほどで磯原駅へと到着。タクシーに乗って磯原シーサイドホテルという温泉ホテルへと移動。これで通算33都道府県目となる茨城県の磯原温泉にやって来た。磯原シーサイドホテルは屋上に露天風呂があり、太平洋を見晴らしながら入浴する事ができる。天気は余り良くなく、波も荒かったが、大海原を見ながらの入浴は流石に気分が良かった。

夜の露天風呂

その後、海鮮料理を中心とした夕食を摂ったり、夜の露天風呂を楽しんだりと、温泉ライフを満喫。安いプランで宿泊したので、部屋はビジネスホテルのシングルルームのような作りで味気が無かった。しかし部屋にはベランダが付いていて、ベランダから太平洋を臨むことができた。夜はホテル前の海岸に寄せる波の音を聞きながら眠ることになる。波が気になって眠れない人のために耳栓が用意されていたが、ベッドで横になりリズミカルな波音を聞き続けていると、その日の私は深い睡眠に誘われてしまった。

波打ち際の内風呂から二ツ島を臨む

露天風呂は男女入替制だったので、翌朝は露天風呂の代わりにホテル1階の内風呂に入る。内風呂も波打ち際に面していて、窓から磯原のシンボル「二ツ島」を眺める事が出来る。品数の多い朝食を摂ったり、随分のんびりとした湯浴みを堪能したりして、出発までの時間を潰した。

そして、タクシーで磯原駅へと移動。今度は常磐線の上り列車に乗って、都心方面へと向かう。次は34都道府県目となる千葉県の温泉へと移動だった。

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