47都道府県温泉巡り・愛知編04
風呂を上り夕食会場へと向かう。夕食は個室で伊勢えび、知多牛を楽しむ海鮮懐石のコースだった。蒸した伊勢えびをカニフォークを使ってほじる。陶板焼きの知多牛をレアでいただく。それぞれ美味しかったが、アナゴの卵とじもなかなか美味だった。
翌朝、朝食前と朝食後に湯浴みを楽しんでからチェックアウト。ホテルの送迎バスで名鉄の河和駅まで送ってもらう。河和から名古屋まで名鉄で移動し、この日は名古屋観光を楽しんだ。
まず、名古屋のテレビ塔へと向かう。テレビ塔は42年振りの訪問だったが、すっかりリニューアルされていて、42年前とは全く様変わりしていた。名称も中部電力ミライタワーに変わっていて、もちろん高層ビルが乱立する名古屋では高さ不足なので、現在ではテレビ電波塔として使われていない。しかし地上90mに位置するスカイデッキはオープンエアの展望台となっていて、ここだけは42年前の記憶を呼び覚ますことができた。
続いて栄の地下街を探訪。地下街オタクである私は、世界中の地下街をうろつくのが大好きで、この栄の地下街も世界一迷いやすく地上に出にくい地下街として好きな地下街の一つだった。しかし東京や大阪の地下街がどんどん拡張するなか、栄の地下街は殆ど広がっておらず、今改めてうろつくと、歩きやすく分かりやすい地下街に変貌している事を実感した。昭和ノスタルジーが失われていくのは、少し残念だ。
そして最後に名古屋駅近くのトヨタ産業技術記念館を見学する。祝日なので親子連れが多い。企業の産業技術館としては日本有数の博物館で、自動織機や自動車の製造の歴史を順を追って紹介している。分かりやすく子供にも楽しい技術館だが、生の製造装置ではないので、どこか造り物を見せられている感は否めなかった。
名古屋駅に移動し、近鉄の名阪特急「ひのとり」に乗る。乗車券は株主優待乗車券を事前に用意し、特急券のみネットで手配した。弁当とかの買い物に手間取り、発車時間ギリギリに特急に飛び乗ることになってしまった。
特急に乗るなり、まず弁当を食う。そして、その後お楽しみの飲み鉄タイムだ。チーズ鱈やバタピーをつまみに、ワインとウィスキーの水割り缶を痛飲する。2時間の飲み鉄タイムはあっという間に過ぎていった。