47都道府県温泉巡り・秋田編04
秋田温泉旅3日目は八幡平を観光することにした。玉川温泉から国道341号線を北上し、途中から八幡平アスピーテラインというドライブコースに分岐して八幡平を目指す。25分ほどで八幡平ビジターセンターに到着した。ここから八幡平大沼を観光する。
大沼は高山植物の宝庫と呼ばれる湿地帯で、沼の周りに一周2kmほどの大沼自然研究路という遊歩道が整備されている。大沼の新緑を堪能しながら、ゆっくりと自然研究路をぐるりと回った。
ビジターセンターを少し見学してから、八幡平山頂レストハウスへと移動。ここのレストランで名物の岩手牛を使った源太カレーをいただき、売店で買い物をする。
実はこのレストハウスから八幡平山頂散策路が整備されており、一周1時間半ほどの山頂ハイキングを楽しむことが出来る。また、例年6月上旬は、コース途中の鏡沼で、ドラゴンアイという雪解け時期にしか見られない光景を楽しむことができ、インスタ映えスポットとして大人気だ。
ただ前日に降った雨の影響で、山道が結構ぬかるんでいる可能性がある。また今年のドラゴンアイは亀裂や陥没が多く、余りきれいな龍の目にならなかったとの話も聞いたので、軽装だった私はドラゴンアイの見学を断念することにした。この時期に八幡平に行ったのに、インスタ映えスポットのドラゴンアイを見ないなんて・・・ちょっと自己突っ込みを入れながら、山頂からの景色を堪能し八幡平を後にすることにした。
玉川温泉にもう一泊し、宿をチェックアウトした翌日、帰路に就く途中で角館に立ち寄る。角館は古い城下町で、武家屋敷巡りが楽しい街だ。河原の有料駐車場に車を停め、早速武家屋敷を順に見学する。
しかし、コロナ禍の影響で観光客の数は多くない。臨時休業している屋敷もあり、思い通りに見学することはできなかった。ただ見学可能だった施設では、江戸時代の屋敷を改修し綺麗な状態で維持されているのを確認し、古い屋敷町を堪能することができた。
角館からドライブを続け、秋田空港近くのガソリンスタンドで給油してからレンタカー屋に車を返却する。すぐに空港まで送ってもらえたので、帰りの便が出発する2時間以上前に空港へ着いてしまった。そこでまずカードラウンジに立ち寄ってから、レストランで食事することにした。カードラウンジはアルコールの持ち込みが可能になっていて、空港内のコンビニでビールを買ってからラウンジへと入場。備え付けの乾きモノをつまみながら、出発までの時間を潰した。
18:15出発の伊丹行きANA1656便に搭乗。3泊4日の秋田温泉巡りを終えた。