チェンマイ探訪05
この日の夕食は、引越し先の生活雑貨を揃えた友人と一緒に、旧市街の中にある屋台に出掛けることにした。友人の話では、この屋台は色々なおかずが一皿35バーツ(約120円)で提供されている屋台で、居酒屋感覚で飲み食い出来るとの事だった。
ホテル前からソンテオに乗り、旧市街を囲む堀に沿って東へと進む。堀の東端の手前でソンテオを停め、堀を渡って旧市街内の屋台へと向かう。屋台に着いたら、まず店員にこの店はビールを置いているのか尋ねた。しかしビールは置いてないと言われてしまった。うーん、2人とも夕食は酒が無いと美味しくないと思ってしまうタチなので、友人の提案でまず近くのコンビニでビールを買ってから屋台に戻って食事をすることにした。アルコールを置いていないタイの屋台は、原則酒持ち込みOKとなっている。
旧市街周辺にコンビニくらい何軒かあるだろうと思って、堀の周りを歩き始めてたが、歩けど歩けどコンビニは見つからない。スマホで周辺のコンビニを検索したが、そこは残念ながら閉まっていた。仕方ないので、その閉店していたコンビニの前にあったタイスキ屋に入って、ビールを飲みながら二人で鍋をつつき合った。ただ、少し怪しい具材もあり、少しドキドキしながらの夕食になってしまった。
翌日はホテルで友人と一緒に朝食を摂る。一人で宿泊していたが、前日食べきれない量の朝食が提供されたので、朝食は二人で食べていいかホテルスタッフに聞き、了解を貰っていた。少し予想外だったのは、前日はプールサイドのテーブルに食事がサーブされるスタイルだったが、この日は食堂にてバイキング形式で食事を摂るシステムに変わっていた事だった。前日より宿泊客が多かったので、バイキング形式に変更されたのであろう。ただ残念ながら、バイキングは少し味気なかった。
ホテルで友人と別れ、街を少しブラブラしてから、ソンテオに乗り空港へと向かう。飛行機は14:10発だったので、空港で昼食を摂ることにした。チェックインを済ませてから、空港の2階のレストランに入る。市内の物価と比べるとかなり高い食事代となってしまったが、空港のレストランなので仕方ない。
食事を終えて荷物検査をし、搭乗ゲートへと向かう。するとゲートの近くにコーラルラウンジを発見してしまった。私が持っているプライオリティパスで、利用できるラウンジだ。狭いラウンジだったが、中では食事サービスも提供されていた。うーん、あんなバカ高いレストランで食事する必要なんて無かったんだ。搭乗エリアにラウンジがあるかどうか、事前調査していればよかった。最後まで食事が思い通りにならなかった旅だった。