GOTOトラベル温泉旅16
「鳴子温泉ますや」は再生温泉旅館チェーン大江戸温泉物語の傘下の旅館だ。従業員に聞くと、4年前から今の経営形態になったそうである。
大江戸温泉物語は、仲居さんのサービスを無くすことによって、徹底的な合理化を図っている温泉旅館である。ますやも部屋に布団が予め敷かれていて、夕食・朝食はバイキング形式だった。そういった合理化によって、安い料金を実現している。今回は1泊2食7,039円(+クーポン3,789円)という料金設定だった。
まず温泉へと浸かりに行く。露天風呂は小さかったが、紅葉した木々を浴槽からじっくりと眺めることができたので、まず満足だった。
続いて食事。バイキングは品揃えが豊富で、質もそんなに悪くない。おまけに地域共通クーポン券のおかげで1,000円引きの650円で飲み放題をつけることができる。まあ8,000円弱で飲み放題付きのバイキングを堪能できたのだから、GOTOトラベルのおかげでコスパの高い逗留になったと言える。
そして翌日、鳴子温泉駅から陸羽東線・奥羽線と乗継ぎ天童へと向かう。陸羽東線は鳴子温泉と新庄駅の間は1日8往復しかなく、また奥羽線も新庄と天童の間の鈍行は1日13往復程度しかない。ダイヤを上手くつながないと大きく時間をロスするが、新庄駅にて30分程度の乗り換え時間で列車を繋ぐことができた。
天童駅に到着し、昼食を摂ってから市内を観光。桜の時期に人間将棋か開催される、舞鶴山・山頂の天童公園を観光してから、天童駅に併設している将棋資料館を見学する。天童は将棋駒の生産が日本一の街で、街じゅう至る所に将棋に関するモニュメントがある。歩道には詰将棋が描かれていて、しばらく立ち止まって詰将棋を解いたりしながら、街を散策した。
そしてこの日の宿、「ほほえみの空湯舟つるや」にチェックイン。この宿では提携している「ほほえみの宿滝の湯」の温泉に入場できる湯巡り手形付きのプランで逗留した。つるやの温泉がかなり小さかったので、この湯巡り手形付きプランは結構有難かった。
つるやの宿代は、1泊2食付きで13,228円(+クーポン7,122円)。食事も美味しかったのでまず満足できる逗留となった。