登録有形文化財・駅舎巡礼05

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人を殆ど見掛けない関空出発ロビー

お昼前に関西空港駅へと到着。関西国際空港の国際線出発ロビーを見学する。この日の国際線の出発便数は僅か6便のみ。あれだけ外国人で賑わっていた出発ロビーも、ひっそりとしていた。

関西空港で早めの昼食を摂ってから、空港線を折り返し、天下茶屋駅へと移動。天下茶屋で南海高野線の急行に乗り換え、橋本駅を目指す。橋本駅で極楽橋行きの鈍行に乗り換え。終点の極楽橋へと向かった。

極楽橋で高野山ケーブルに乗り換え。このケーブルカーは片道500円掛かるが、南海・泉北1DAYチケットを持っていれば、このケーブルカーにも無料で乗ることが出来るのでかなりお得だ。

高野山建築を少し意識している高野山駅

ケーブルカーは5分で高野山駅へと到着。本日4ヶ所の登録有形文化財駅舎の訪問だ。この駅は昭和3年開業の駅舎で、木造モルタル塗りの2階建てである。丸窓や水平ボーダーが特徴の典型的な昭和初期洋風建築だが、屋根の頂部に宝珠を乗せるなど高野山の寺院建築を意識した設えもあり、なかなか趣のある建造物だった。

続いてバスに乗り換えて高野山観光に出かける。ただこの時点で午後4時前だったので、観光する場所を絞る必要がある。取り敢えずバスで金堂前停留所へと移動し、そこから檀上伽藍の建築物見学に集中することにした。

塗装が真新しい高野山の檀上伽藍

檀上伽藍は昭和・平成に再建された建物が殆どで、建物の塗装も綺麗だし、内部の装飾も色あせていない。今は渋い落ちつた風情の歴史的建築物も、創建当初はみんなこんな感じだったんだろうなあと思いを巡らせながら、高野山の寺院巡りを楽しんだ。

そしてバスに乗って高野山駅に戻る。駅の売店で、ビールとつまみのピーナッツをゲット。そしてケーブルカーに乗り換えて、午後5時前に極楽橋駅へと帰って来た。

旅の締めは、やっぱり「飲み鉄」!

790円の特急料金を払って、極楽橋で17:04発の特急こうや14号に乗り込む。先ほどのビールとつまみで、飲み鉄を実践しようとの魂胆だった。当初は極楽橋でビールとつまみを買おうと考えていたが、極楽橋ではビールを売っているような売店を見掛ける事は出来なかった。だから、事前に高野山駅で買っておいた次第だった。

17:04発のこうや14号は18:26に難波駅へと辿り着く。1時間22分の特急旅は、ビールのロング缶をチビチビと楽しむのにちょうどいい塩梅の飲み鉄旅となった。

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