オスマックカジノツアー02
スリン行きのノックエアDD9606便に乗るため、ドンムアン空港に向かう。ノックエアの飛行機は例によって沖止めで、搭乗口からバスに乗って移動。今回の飛行機はターボプロップのプロペラ機、DHC8―Q400だった。
飛行機は例によって黄色いくちばしのノック塗装。しかし、この塗装もプロペラ機だとより可愛く見えてしまう。前方ドアが下に開いて、階段になっている。その階段を昇り飛行機へ搭乗。スリンまで飛行時間1時間ほどの空路である。
飛行機はほぼ満席だった。ノックエアはこんな地方便でもよく需要を読んで、的確に飛ばしているなと思うが、よく考えると客が少ないとフライトキャンセルになることも多いので、まあ柔軟な対応をしているという事なんだろう。
1時間弱の飛行時間で、ブリーラム空港に到着。沖止めの飛行機から徒歩で空港ターミナルビルに移動する。ここから連絡バスでスリンまで向かうことになる。
空港の前にスリン行きの連絡バスと言う名のロットゥーが停車していた。スリン行きかと尋ねるとそうだと答えるので、そのままロットゥーに乗り込む。この時飛行機を降りて20分後の14時25分。ロットゥーが15時発の予定だから、30分くらい待つ必要がある。
ロットゥーの先客は1名。ターンテーブルで荷物を待っている乗客もいたので、あと数人集まったら出発かなあと思っていた。しかしドライバーはロットゥーに乗り込むや否やロットゥーを出発させてしまった。えっ、まだ出発予定時間に30分以上あるのに、もう出発?2名しか乗客はいないのに、いいの?観光シーズンじゃないと、スリンに向かう人はあまりいないようだった。
バスは予定時刻の16時より40分早い15時20分に、スリンのマジェスティックホテルに到着した。ホテルは中央にプールがあり、その周りに5階建ての客室棟が配置されている。私の部屋は4階だった。
早速バスターミナルへと出かけ、チョンチョーム行きのロットゥーの時間を調べる。ロットゥーの昼間の出発時間は15分おきだった。これだけ頻発していれば、余り時間を気にせずにチョンチョームへ移動することが可能だ。これなら安心してカジノへ向かうことができると思った。
その後しばらくスリンの街を散策し、そのままホテルへと戻る。ホテルでビールとともに夕食をいただき、そのあと街のコンビニで買ってきたウィスキーを部屋で飲んで、深い眠りに就いた。