シーザーズ・アトランティックシティ03

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昼過ぎにスパニッシュ21に参戦。相変わらずプレイヤーにとって美味しいルールだ。何か勘違いがあるといけないと思い、再度ルールを確認しながらゲームに参加していたが、やはり前日確認した通りのルールだった。

ただ、それで常に勝てるかというと、そういう訳にはいかない。かなり粘ったが、昼間のゲームでは結局チャラで終わってしまった。

人通りが少ない昼のボードウォーク

その後ルーレットに参戦。世界一周の旅を初めてからルーレットは絶好調で、この日も4ドル3点賭けからスタートし、8ドル3点賭け、15ドル3点賭けと短いスパンで勝利する事ができた。ここでは625ドルの純利をゲット。

ホテル内のアイリッシュパブでフィシュ&チップスとギネスを夕食にいただいてから、夜のゲームへと向かう。まずはスパニッシュ21に参戦。しかし昼までの快進撃は止まってしまい、ずるずるとチップを減らしていく展開に。

そもそも21が出来なければ、21の自動勝利のルールが適用される局面が無い。3枚目で10が11を作れないと3枚目ダブルのルールを活用できる局面が無い、ということで、結局有利なルールを生かすことができず、結局スパニッシュ21でマイナス$200。

夜のボードウォークは更に淋しい

あとになって考えると、スパニッシュ21がそれほどプレイヤーに有利なルールだったか、疑わしくなった。ダブル後のサレンダーって絶対やってはいけない事(サレンダーの可能性があるならダブルを掛けてはいけない)だし、21の無条件勝ちも、そんなにプレイヤーが得するルールとは言えない。

更にBJの無条件勝ち(親がBJでも配当2.5倍)も、そんなに美味しいルールという訳ではない。(因みに親と子が同時にBJが出来る確率は0.22%) このルールでも、プレイヤーの期待値は良くてトントンといったところだろう。

なぜルールの違うBJが併存しているのか?

ただ不思議なのは、スパニッシュ21とブレイジングBJという、プレイヤーの勝つ期待値が 明らかに異なる2つのルールのBJが併存しているという事だ。これだとプレイヤーに有利なスパニッシュ21にプレイヤーが集中するのかと思えば、全然そんなことは無い。

結局サイドベットの好みによってプレイヤーはゲームの選択をしているようであり、本番のゲームであるBJそのものにはあまり関心を持っていないように思えた。うーん、これでいいのだろうか?

※2023/6/17追記 前述の通りスパニッシュ21はそれほど期待値が高いゲームではない。上の記述は私の勘違いに基づく感想である。

その後ルーレットに再度参戦したが、ここは見所無くマイナス$100。結局アトランティックシティは+$585という結果だった。

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