ラムセスヒルトン・カイロ02
カジノフロアにはテーブルゲームが10台ほど、あとは賑やかしでスロット等のマシンゲームが置いてあるだけのこじんまりとしたカジノだった。ただ、平日の昼間だというのに、結構賑わっている。
まずはミニマム$5のBJに参戦(カジノの通貨単位は米ドル)。ここのBJはポーカーのサイドベットがあり、自分の手札2枚と親の手札1枚をつかって役が出来れば配当が返ってくる。例えばスリーカード(親と自分が全て同じ数字)だと100倍くらいの配当がつく。
多くのゲーム参加者はBJでの勝負そっちのけで、サイドベットに夢中になっていて、中には他人の手札のサイドベットにも全てベットする人もいた。忙しい事この上ない。ただ、私はサイドベットには基本的に参戦しない。更に私は他人から自分の手札にチップを張られるのは余り好きではない。
ただ私の手札でKのスリーカードが出来て、私のサイドベッドに張っていた人はその回だけで$1500以上の配当を手にした。するとそれから私の本番のBJの調子も段々と良くなってきて、+$100で勝ち逃げできた。幸先良しだ。
次はルーレットに参戦。ミニマム$1だったが、$2の3点賭け作戦で勝負開始。しかし全然当たらない。BJの$100勝ちを吐き出しそうになっていたが、ここである法則を発見。
それは何回かに1回、前に来た目の反対側の一つ違いの目に玉が入るということだった。この法則を発見してから、前の目の反対側の目に3点賭け勝負を実践。すると36の次に35に入ったのをゲット。次は$4の3点賭け勝負へ。ここもほどなく19の次に20に入ったのをゲットし、いよいよ$8の3点賭けフェーズに移行。
前のゲットから4回目で26の次に25に入ったのを逃さずゲットすることができた。$280の配当で、$270勝ちだ。ここで当然勝ち逃げする事に・・・
因みにここのBJは、結構プレイヤーに有利なルールだった。アーリーサレンダーが出来るのだが、何と親がAでもサレンダーできてしまう。ダブルも任意の2枚でOKだった。サイドベットが煩わしくなければ、今までで一番いいBJだったかも知れない。
本当はバカラにも参戦したかったけど、テーブルはいつも全く無人でいつ開帳するのか見当もつかず、結局参戦を諦めた。中国人の団体が来た時だけ、バカラは開帳されるのかも知れない。
この日は$370勝ちで終えることができた。