世界一周・第二期30

世界一周・第ニ期30日目(2019/11/25)

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アトランティックシティは全米第2位のカジノシティだ。この街を訪れたのは2005年以来14年振りだった。前回は少し負けたので、今回は雪辱戦だ。

カジノの勝負の詳細は以下のページを参照。

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14年前のタージマハルホテル

アトランティックシティは2006年がカジノ収益のピークで、その後は毎年売り上げを落としているとの事だった。かつては東海岸にはアトランティックシティ以外大したカジノが無かったが、近くのペンシルバニア州やメリーランド州がカジノを解禁し、不便なアトランティックシティから客足が遠のいているとの事だった。

確かに前回訪れた2005年と比べると、アトランティックシティの目抜き通りボードウォークも随分と淋しくなってしまった感じだ。まあ季節外れなので客が少ないのは仕方ないが、それを差し引いても斜陽化は否めない。

人も疎らな現在のハードロックH前

ボードウォークを東に歩くと、ハードロックホテルが見えてくる。ここには14年前、トランプ・タージマハルホテルが建っていた。トランプ氏はインタビューで、ここで信じられないような額のカネを稼いだと言ったそうだが、カジノから多額の金を引き出し、自らの債務をカジノに押し付け、結局赤字のカジノを潰すことによって稼いだという事が真相のようだ。

淋しいアトランティックシティの海岸

ボードウォークからホテルの裏側に回って、アトランティックシティの海岸に出る。誰もいない、淋しい海岸だ。晩秋の冷たい風に吹かれながらの、寂寥感に満たされた逍遥になった。

泊まっていたシーザーズホテルで、少しトラブルがあった。ランドリーサービスに出していた洗濯物が、戻ってこないのだ。フロントで確認すると、ベルボーイに尋ねろと言われる。ベルボーイに聞くと、それはフロントの仕事だと言われ、たらい回しされてしまう。結局ベルボーイの詰め所に洗濯物が保管されている事が分かり、何とか洗濯物を返してもらえた。どっと疲れが出た遣り取りだった。

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