世界一周・第二期25
世界一周・第ニ期25日目(2019/11/20)
この日はヘルシンキを一日観光。まずは駅インフォメーションに行って、ヘルシンキカードの入手を図る。ところが、窓口で尋ねるとここには置いていないとの事だった。駅のすぐそばのセウラフオネホテルのカウンターで買うように指示されてしまった。
そのホテルへと移動して、ヘルシンキカードをやっと購入。これはヘルシンキ市内の交通機関が乗り放題になるのと、博物館・美術館等の入場料が無料になるフリーチケットだ。ただ、1日券は49ユーロと高く、博物館や美術館を4つ以上巡らないとモトが取れない。
まずはアテネウム美術館を見学。ここは18世紀から20世紀にかけてのフィンランド美術品を中心とした展示となっており、民族的抒情詩カレワラの連作で知られるアクセリ・ガッレン・カッレラの作品が有名だ。ほかにも一人の女性画家の若い時から晩年までのセルフポートレートがずらりと並べて展示されているなど、展示方法に工夫があり、なかなか見ごたえのある博物館だった。
続いて地下鉄で隣駅まで移動し、ヘルシンキ市立美術館へと入場。ムーミンで有名な作家トーベ・ヤンソンの絵画作品を鑑賞。
そしてトラムを駆使して、建築博物館、デザイン博物館、国立博物館を巡った。デザイン博物館ではノキアのハンドヘルドコンピュータも展示されていて、フィンランド人の自国のデザインに対する誇りを感じた。
途中昼食を食べようと、市内南部のカモメ食堂(ラヴィントラかもめ)を訪れた。ここは、映画「かもめ食堂」が撮影されたレストランで、小林聡美が演じる女主人が経営する日本料理屋として撮影されたカハヴィラ・スオミというレストランを、日本人が買い取ってラヴィントラかもめとしてオープンしたレストランだ。
この映画が好きで、フィンランドに行ったら是非行ってみようと思っていたが、残念ながらこの日はお休み。定休日(日曜日)を避けて行ったつもりだったが、何故か臨時休業日に当たってしまった。
そして夜はフィンランド唯一のカジノ、カジノ・ヘルシンキに向かう。カジノの勝負の詳細は以下のページを参照。
そしてこの日はパブレストランで夕食をいただく。フィンランドはレストランでもそれほど物価が高くなく、20~30ユーロくらいでディナーを済ませる事ができる。昔から言われていたことだが、フィンランドは北欧では例外的にそれほど物価が高くない国だと実感した。