世界一周・第二期12
世界一周・第ニ期12日目(2019/11/7)
エジプトにやって来たのは、1995年以来24年振りだった。その時はカイロ、ルクソール、アスワンと巡ったのだが、アブシンベルには行けなかった。だから今回はアブシンベルを探訪することが最大の目的だ。
しかし、エチオピアから到着するのが深夜、トルコへの出発が早朝だったので、カイロを素通りする日程が組みにくい。アブシンベルの前後2泊ずつカイロに宿泊する計画を組んだ。
カイロは前回も4泊している。なので目ぼしい観光地は概ね訪問済みだ。だから、今回は考古学博物館とギザのピラミッドの2箇所を、アブシンベル往復の前後に訪れることにし、それ以外はカジノで時間を潰すことにした。
この日は考古学博物館を訪れる。ここは1902年から使われている建物で、かなり老朽化が進んでいる。近々ギザ地区の大エジプト博物館に展示物を移転させる計画があるとの事だ。だから、多分今回が最後の訪問になると思った。
ツタンカーメンの黄金マスクに24年ぶりに対面。しかし写真を撮っていると係官が飛んできて、写真を撮るなときつく叱られてしまった。
24年前はあまり関心を持っていなかった、アメンホテプ4世(アクエンアテン)の立像や胸像をじっくりと見物したり、第3王朝時代のものとされる世界最古のタイルを見物したりして、ゆっくりと古代エジプトの貴重な遺品との時間を過ごした。
そして宿泊しているラムセスヒルトンホテルに戻る。ラムセスヒルトンはエジプト考古学博物館と高速道路を挟んですぐ隣なのだが、高速道路周辺は交通量が多く、道を渡るのに一苦労した。ラムセスヒルトンには、昔から営業しているカジノがある。このカジノへ、24年ぶりに参戦した。
カジノの勝負の詳細は以下のページを参照。
カジノで一勝負終えた私は、ホテルのレストランで夕食を済ませ部屋に戻る。そして、早朝のアブシンベルへの移動に備えた。