世界一周・第二期09

世界一周・第ニ期9日目(2019/11/4)

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なかなか探し出せなかったエチオテレコム

この日はまずSIMカードをゲットするためエチオテレコムの支店に移動。エチオピアではSIMカード入手が結構面倒で、独占販売しているエチオテレコムで買うしかないのだが、売り場は結構混んでいて30分ほど待たされた。また、カードをスマホに挿入するだけではダメで、端末番号の登録という手順が必要だ。

しかし私を担当してもらった係官は結構親切で、全ての手続きを滞りなく済ませることができた。ただこれで終わりではなく、次はモバイルカードというものを売店等で買ってきて、通信料をチャージする必要がある。これで初めてスマホがエチオピアで使えるようになった。

そしていよいよアディスアベバを観光。まずは聖ギオルギス教会を訪れる。

聖ギオルギス教会のファサード

エチオピアは原始キリスト教が伝わった数少ない国の一つで、エチオピア正教が最大の宗教勢力となっている。アディスアベバの聖ギオルギス教会は、皇帝メネリク2世が19世紀末によってイタリアとの戦勝記念として建てられたエチオピア正教会だ。

エチオピア正教は、教会内は靴を脱ぐという独特の習慣があり、家庭では靴を脱ぐ習慣がない国としては珍しい。ここでも靴を脱いで中に入り、ガイドの案内を受け、壁画やイコン等を見学した。

皇帝ハイレ・セラシエ一世と妃の棺

続いて三位一体教会を見学。これもエチオピア正教会の一つだが、三位一体の概念があることはエチオピア正教会が東方教会の影響下にあるものとして興味深かった。

ここにはエチオピア最後の皇帝とその妃の棺が安置されている。皇帝の遺体は革命後行方不明になっていたが、1992年に宮殿跡地から掘り起こされ、2000年より三位一体教会に置かれたとの事だった。

観光を終えてホテルへと戻ると、フロントで空港から連絡があったとの報告を受ける。荷物が届いたから空港まで取りに来いとの事だった。えっ、ホテルまで届けてくれるんじゃなかったの?前日空港職員から聞いていた話と違うので、少しムカついてしまう。

ロストバゲージを受け取るために空港へ移動

タクシーで空港へと移動。バゲージクレームのカウンターで、荷物を取りに来たことを知らせると、バックヤードまで案内され、雑多な荷物の中から自分のスーツケースを探すように言われてしまう。おいおい、そんな対応は無いだろうと毒づきたくなったが、ここで喧嘩をしても仕方ないので、大人しく荷物を探す。

そしてその倉庫の片隅に自分のスーツケースが置かれていたのを発見。36時間ぶりのご対面となった。

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