大阪近郊大回り&飲み鉄旅6
柘植駅にて2分の接続で関西本線に乗り継ぐ。本線と言っても一両編成の単騎ワンマンカー。伊賀の山中を進みゆくローカル線だ。
柘植駅から島ケ原駅までが三重県。これで大阪、京都、滋賀に続いて4府県目に突入。そして月ケ瀬口駅で京都府に戻る。最終的には奈良と和歌山も回るので、今回は関西の2府4県を巡る旅となる。
列車は15:35に加茂駅に到着。ここから大和路快速に乗って16:00に奈良駅に到着。私はこの奈良駅で、ビールとつまみを買おうと思っていた。これから王寺まで移動して、和歌山線に乗り込む。2時間23分の長旅だ。この和歌山線にて、まずはビールにて飲み鉄をやろうと思っていたのだ。
構内図をネットで調べると、改札口の横にセブンイレブンがある。おそらくキオスクから業態転換したセブンイレブンだろうが、ここならビールもつまみも置いているだろうと考えていた。
ところが、そのセブンイレブンは駅構外にあって、改札を出ないと買い物ができない構造だった。セブンイレブンは構内側にも窓があって、ここから構内向けのレジがあってもおかしくない配置だったが、なぜか構内からは買い物ができない構造になっていた。構内にレジを設けても、余り買い物客はいないのかも知れない。合理化で構内レジが廃止されてしまったような作りだった。
駅構内をくまなく探したが、なぜか奈良駅構内には全く売店が無かった。当然ビールを売っている自動販売機もない。奈良駅でビールとつまみをゲットしようとしていた私の目論見は、見事に外されてしまった。
そのまま後続の大和路快速に乗り、王寺駅まで移動。ここで和歌山線に乗り換える。この王寺駅のホームに売店があるのを発見した。またホームから上がったコンコースにもセブンイレブンの売店がある。私はこの売店で無事ビールとつまみ(じゃがりこ)をゲットできた。いよいよ和歌山線飲み鉄旅のスタートだ。