大阪近郊大回り&飲み鉄旅3

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新快速は米原駅を出発し、彦根を経て草津に向かっている。しかし、南彦根を過ぎたところで車内が突然停電になり、停車してしまった。電気系のトラブルで停電し停車しているとの車内アナウンスが入る。

停電した新快速車内

この時点では、電気系のトラブルならすぐに復旧するだろうと高をくくっていた。新快速は草津駅11:22着の予定で、11:57発の草津線に乗り換える予定だったから、10分程度の遅れなら問題ない。しかし余りギリギリだと草津駅で弁当を買う時間が無くなっちゃうな、などと呑気なことを考えていた。

しかしいくら待っても新快速の運転は再開されない。冷房の止まっている車内は徐々に暑くなってくる。新快速の通気窓を開ける人が出てきた。20分以上経過してしまい、草津線乗り換えが心配になって来た。

河瀬駅で運転打ち切りとなった新快速

とそこで、いきなりエアコンが入る音がし、一斉に照明が灯った。車内からウォーっていう歓声が上がる。ようやく運転再開だ。でも草津線乗り換えはちょっと難しいかな・・・私はどのくらいの遅れで草津駅に到着できるのか、心配していた。

ところが、新快速はなかなか運転再開しない。イライラが募ってくる。と、ここで車内放送が入る。架線トラブルのため、当列車は河瀬駅で運転を打ち切るというのだ。運転再開したら、河瀬駅で後続の快速に乗り換えるようにとの案内が入る。エェーっていう落胆の声が車内に響く。これで予定していた草津線乗り換えは、不可能となることが確定してしまった。

モニターには再開見込み17:00と記されていた

河瀬駅で降りて、ホームで後続の快速を待つ。しかしいつ快速が来るのか、全く見当がつかない状況だ。一旦ホームから橋上駅のコンコースに上がり、情報を確認することにした。駅員が改札の外で待つように誘導しているので、その誘導に従い改札を出た。大回りでは改札を出ることはご法度だが、今回は緊急事態だ。しょうがない。

そして、改札口に掲げられているモニターを見上げる。そこには琵琶湖線:運転見合わせ・原因:架線トラブル・運転再開見込み:17:00と出ていた。ええーっ!17:00!?ここで6時間もロスすることになってしまった!!!

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