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ロットゥーは港に到着した。しかしそこは、コータウンへの渡し舟が出ているパクナム港では無かった。どうやらグランドアンダマンホテルの専用港のようで、パクナム港から数キロ上流となる川岸にあった。何も知らずにパクナム港に向かっていたら、グランドアンダマンホテル行きのボートに乗れないところだった。

小さな港には一本桟橋があり、その桟橋の先にボートが停まっている。桟橋の手前にはグランドアンダマンホテルの事務所があり、そこで送迎ボートの乗船手続きと出国手続きをするようだった。

早速事務所に入り、カウンターでホテルバウチャーを見せて乗船手続きをする。でもこの船も無料でなく、600Ｂほどの料金を取られてしまった。恐らく送迎付きプランで予約すれば、無料で送迎ボートに乗れるのだろうが、AGODAで予約してしまった我々は有料だった。てっきりタダで富豪島まで行けると思っていた我々は、当てが外れてしまった。

 

その事務所の中にはタイ側のイミグレーションもあり、そこで出国手続きをすませる。ちゃんとした出国印を押してくれる、正規のイミグレだった。

グランドアンダマンリゾートへ向かうボートは、1時間に1本の頻度で出航している。しばらく事務所で待ってから、カートに乗って桟橋の先端に移動。いよいよボートに乗り込み、カジノホテルへと向かう。

 

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