ミャワディカジノツアー6
そしていよいよカジノに突入。
まずはカジノ飯を少しいただく。飯代はタダだったが、缶ビール代は一缶50Bだった。
中に入って少し驚いたのは、全てのゲームが現金でやり取りされていること。
バカラもテーブルに直接現金を置き、ベットしている。
事前に調べたネットの情報で、ここのカジノは100B札や1,000B札が飛び交う世界だったと書かれていたのがあった。それを見た時はえらい比喩的な表現を使っているなあ思っていたが、それは全然比喩じゃなく、間違いなく100B札と1,000B札が飛び交う世界だった。
カジノをぐるりと一周し、ゲームの様子を観察する。一番多いのは、タイガー&ドラゴンの台。ほかに大小、バカラ、ポーカーなどがあるが、カジノでは定番のブラックジャックやルーレットの台が見当たらない。それ以外には、ゲームセンターに置いているような、魚の捕獲ゲームをやっている人を多く見かける。
ミャンマーでは昔非合法のカジノがあり、普段はゲームセンターを装っているが、高得点をゲットすると現金で返金してくれるところがあるという話を、聞いたことがあった。
この魚捕獲ゲームはそのゲーセンカジノ時代の名残なんだろうか・・・
カジノをグルリと回っていると、ルーレットのホイールを発見した。あっ、なんだルーレットあるじゃん、と思ったが、よく見るとホイールはあるものの、チップをベットするテーブルがない。
インフォメーションを読むと、どうやらここでオンラインカジノを開催しているようだった。だから、このルーレットに参加しようと思えば、モバイルにログオンし参加するしかなかった。わざわざカジノにやって来ているのに、ここでオンラインカジノに参戦するなんて・・・バカらしくてルーレットの参戦は諦めた。