47都道府県温泉巡り・高知編③01

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高知と埼玉で浸かった温泉は運び湯のみ

47都道府県の温泉巡りは殆どの県で源泉に浸かることができたが、残念ながら高知県と埼玉県で浸かった温泉が運び湯だったので、全ての都道府県の源泉に浸かるという夢は果たせないままである。2025年の3月に高知県の新安並温泉に泊まり、高知で源泉に浸かるという念願を達成しようとしたが、現地でこの温泉も運び湯であることが判明し、高知の源泉に浸かるという目標は達成できなかった。(詳しくは下のリンク参照)

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調べてみると高知には昔からある温泉街というものは無く、近年になって個別に掘り当てた一軒宿の温泉が殆どのようだ。確実に源泉に浸かるため、そうした源泉のある一軒宿の温泉に泊まることにした。

いろいろ調べて高知駅から近いオーベルジュ土佐山という一軒宿に泊まることにした。ネットの予約サイトで予約を入れてから、送迎車の乗車方法を確認するため宿に電話する。

JR西日本の企画切符・高知観光きっぷ

すると高知城近くのオーベルジュ土佐山の系列店であるオリエンタルホテル高知から、昼3時にオーベルジュ土佐山に向かう送迎車を出してくれるとの事であった。また宿に、このホテルの温泉は源泉を引いているのかを念のため確認した。源泉引き込みであることは間違いないが、源泉は20℃ほどなので沸かし湯になりますが、それでも良いかと逆に確認されてしまった。まあ温泉法が定義する温泉であれば、私は温泉と認めているので、それでいいですと回答した。

2025年5月7日、JR西日本のJRおでかけネットで買える「こだま指定席きっぷ」を使って、こだま845号でまず岡山駅まで移動。そして、またJRおでかけネットで買った「高知観光きっぷ」を使い、南風7号に乗って高知駅に向かう。新大阪から高知駅まで往復で14,480円、普通に切符を買うと片道11.440円(往復22,880円)なので、37%ほどお得だ。高知駅には13:39に到着。今年2回目の高知訪問となった。

今回も高知駅から駅前通りを南下し、帯屋町筋のアーケードを進みながら高知城の方向へと進む。翌日観光する予定である、ひろめ市場や高知城をロケハンしながら、指定されたオリエンタルホテルへと向かった。

オーベルジュ土佐山の温泉

オリエンタルホテルからホテルの車に乗り込み、オーベルジュ土佐山へと移動。オーベルジュというのはフランス語で、宿泊施設付きのレストランという意味。日本でも最近増えてきて、地方や郊外に立地し、その土地ならではの食材を使ったフレンチやイタリアンを提供するというスタイルの宿が多い。オーベルジュ土佐山も高知市の北部に位置し、土佐山と呼ばれる山岳地帯にある郊外の宿泊施設だ。川沿いに佇む静かな温泉宿で、渓谷の眺めを楽しみながら、和風フレンチに舌鼓を打てるというのがハイライトだ。

まず、風呂に浸かるため別館の温泉棟へと移動。開放的な設えの温泉に浸かる。露天風呂は内風呂のガラス戸を開けたところにあり、少し小さめの五角形の湯舟だった。日帰り入浴客が帰ったあとで、浴場を独り占めすることができ、のんびりとアルカリ性のぬめりのある温泉を堪能することができた。温泉棟からも渓谷の眺めを堪能することができ、なかなか気持ちのいい入浴タイムとなった。

ラウンジのフリードリンクのアルコール

風呂上がりにフロント横のラウンジへと移動。ラウンジにはセルフサービスのドリンクコーナーがあって、アルコールも含めてフリードリンクとなっており、オールインクルーシブとなっていた。木の柱と梁で作られたロビー棟は壁の2面が総ガラス張りの設えで、土佐山の木々のさざめきを感じることができる開放的で明るい空間であり、優雅な気分でアルコールをいただくことができた。

夕食はロビーの下のレストランでいただく。和風フレンチと聞いていたが、フレンチ風に盛り付けられた会席料理のコースという感じだった。食材はそこそこ美味しかったが、メインの土佐牛が少しパサパサで、ちょっと残念に感じてしまう。盛り付けはフレンチ風だが、味付けは普通の和風料理風だったので、オーベルジュというにはもう少し工夫が欲しいと思ってしまった。まあしかし、料理と一緒に飲んだビールはオールインクルーシブに含まれていたので、飲んべえの私は、取り敢えず満足してしまった。

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