西地中海クルーズツアー08

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今回は西地中海の港を巡る8日間のクルーズを堪能した。10万トン以上の大型クルーズ船が登場したときは、船の中に大きなプロムナードがあり、レストランやバーや土産物店が並び、まるで商店街のようになっているのに感動したが、20万トンクラスのMSCワールド・エウローパ号にはプロムナードが2つもあり、流石の超大型船だと実感した。

MSCワールド・エウローパ号には、屋外と屋内にプロムナードがあり、色んな店が並んでいる

一つ目のプロムナードは8階にあり、9階から18階までの右舷と左舷の客室に囲まれたような屋外のプロムナードとなっている。空が見え海風の当たる商店街で、10階建てのホテルの間に挟まれた繁華街のようであった。2つ目は6階にある屋内のプロムナードで、6階から8階までの3層吹抜けのプロムナードとなっていた。どちらもレストランやバーや土産物店が並んでいて、そこをブラブラするだけでも楽しかった。

MSCワールド・エウローパ号のプール

船にはもちろんプールもあったが、他のクルーズ船と比べてそれほどプール設備は充実していなかった。18階に大人用と子供用の2つのプールがあったが、どちらもそれほど大きくない。例えば2年前に乗った西カリブ海クルーズ船のMSCシースケープ号は17万トンの船だったが、マリーナプールやジャングルプールやウォーターススプラッシュなどがあり、プールの設備は充実していた。まあMSCワールド・エウローパ号はヨーロッパを主要航路とする船なので、プールを利用できる季節が限定される。プールにはそれほど力を入れていないように感じた。

MSCワールド・エウローパ号はジェノバ、ナポリ、メッシーナ、マルタ、バルセロナ、マルセイユを周遊する船で、どこで乗ってもどこで降りてもいい。マルセイユを出た船は、翌日ジェノバに寄港。7泊8日のクルーズを堪能した私は6月1日にジェノバで下船した。船で毎日利用した施設は、カジノとレストランだった。

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ブルーモスクの大ドームを見上げる

ジェノバからミラノへと移動し、ミラノ・マルペンサ空港近くのホテルで1泊。そして次の日にイスタンブールへと移動する。イスタンブールは2019年以来6年ぶりの訪問だったが、市中の両替店でゲットしたトルコリラは6年間で急速に価値が下がっていて、1トルコリラ=19円だったのが、3.7円と1/5以下になっていた。

イスタンブールでは20年ぶりにブルーモスクとアヤソフィアを訪れた。ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)ではイスタンブールに寄港したMSCクルーズ船の日帰り旅行客の集団に出くわし、私もつい2日前までクルーズ船に乗っていたんだなあとの思いに駆られた。ブルーモスクは入場料は要らないが、いくらか寄付する事がよいとされている。しかし無宗教の私が寄付するのもどうかと思い、何か買って帰ろうと思った。事務所のカウンターを見ると、日本語に訳されたコーランが置かれている。それを買って帰ろうと思い、事務員に尋ねたが、コーランは無料で配っているようであり、タダで貰えてしまった。

ビザンチン教会時代のモザイク画

そして、次はアヤソフィアの入場券売り場の列に並ぶ。順番が来て入場料を尋ねると、2,200トルコリラだと言われてしまった。日本円で8,000円だ。何でそんなに高いの?と思ったが、こんな正規の入場券売り場でボラれたとは考えにくい。しかし、入場券売り場のどこを探しても、入場料が記載されたボードを発見することができなかった。ちょっとモヤモヤ感を残しながら、2,200リラを払って入場券をゲットした。アヤソフィアとアヤソフィア歴史体験博物館のセットになった入場券だった。

アヤソフィアは2階が観光客のための見学コースになっていて、1階の礼拝所を見下ろす形での観光となる。漆喰で塗りつぶされていたビザンチン教会時代のモザイク画も見学コースに入っていて、前より観光しやすくなっていると感じた。アヤソフィア歴史体験博物館を見学した後、ホテルに戻りネットで調べると、アヤソフィアのセット入場料は50ユーロとの事だった。確かに8,000円だ。私はボラれていたわけではなかった。

そして、イスタンブールから飛行機に乗り、バンコク経由で関空へと戻り、14泊17日の旅を終えた。

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