西地中海クルーズツアー02

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サテライトターミナルから構内鉄道で移動

5月20日、関空発バンコク行きのタイ航空TG673便に乗り込み、21:25にスワンナプーム空港にたどり着く。1年ほど前にオープンしたサテライトターミナルへの到着だ。サテライトターミナルから構内鉄道でメインターミナルへと移動。そこからウィーン行きのオーストリア航空BR61便に乗り継ぐ予定だった。BR61便は翌5/21夜中の2:20出発。5時間ほどスワンナプーム空港でトランジットする事になる。

しかし、BR61便は出発時間が遅れ、2:50出発に変更されるとの事。まあしかし、ANAのスーパーフライヤーズカードでスタアラのゴールド資格を持っている私は、タイ航空のラウンジでゆったりと飛行機を待つことができる。そこでDコンコース3階にある、タイ航空のビジネスクラスラウンジへと移動。酒を飲みながらiPadで動画を観てのんびりと時間を過ごした。ただラウンジで寝てしまい、搭乗に遅れることだけが心配だった。

スワンナプーム空港の深夜のイミグレ

スワンナプーム空港のラウンジは0時前の深夜便出発前が最も混雑する。ただ0時を過ぎると急速に利用客が減り、2時前にはラウンジ利用客は殆どいなくなった。日本とタイとは2時間の時差があるので、タイ時間2時は日本時間の4時だ。私は眠気と闘いながらガランとしたラウンジのソファーに背を預け、搭乗時間を待つ。出発時間の30分前の2:20頃にラウンジを出ようと思っていたが、2時になるとラウンジの係員が寄ってきて、ラウンジを閉めるので移動して欲しいと言われてしまった。

前述の通りタイ航空のラウンジは、深夜0時前が一番賑わう時間帯だ。なので夜中になってもずっと賑わっているものだろうと、勝手に思い込んでいた。まさか2時に閉まり、追い出されるとは思わなかった。深夜2時過ぎ発のこんなに遅いフライトに乗るのは初めてだったので、タイ航空ラウンジ閉鎖時間も初体験だった。

電車を乗継ぎシェーンブルン宮殿に移動

仕方なくラウンジを後にし、オーストリア航空の搭乗口まで移動。すると2時過ぎに搭乗が始まり、すんなりと飛行機に乗ることができた。私は飛行機が離陸する前に寝入ってしまい、気が付いたら飛行機は空の上だった。

11時間ほどのフライトで、朝9時ごろウィーンに到着。ウィーン発フィレンツェ行きの飛行機の出発時刻が午後4時半なので、トランジット時間を利用して少しウィーン市内を観光することにした。ウィーンは25年ぶり2回目の訪問だ。前回はリンクと呼ばれる環状道路内にある旧市街中心部エリアの王宮、シュテファン寺院、美術史博物館を回ったので、今回はリンク外側の見どころを観光しようと思った。リンク外側にも多くの見どころがあるが、あまり欲張らずウィーン観光の目玉、シェーンブルン宮殿をじっくりと観光することにした。

モーツアルト求婚の間として知られる部屋

Sバーン(近郊電車)のウィーン空港駅からUバーン(地下鉄)のシェーンブルン宮殿駅まで、電車で移動する。運賃は4.5ユーロ。自動販売機での切符の買い方や刻印の仕方が分からず手間取ったが、何とかシェーンブルン宮殿まで移動することができた。

宮殿の切符売り場は長い列ができていたが、30分くらいで切符を入手する。宮殿内の見学可能な2階の部屋(40室)を全て見学できるオーディオガイド付きのパレス・チケットが34ユーロだった。早速入場し、部屋を順に見学。豪華絢爛な装飾や調度品、絵画や陶磁器に満たされた部屋を次々に見て回る。6歳のモーツアルトがピアノ演奏し、マリーアントワネットに求婚したという逸話が残っている部屋も見学したが、ピアノが置かれていない普通の部屋で、オーディオガイドの説明がないと、そういう逸話のある部屋だとは気が付かないところだった。

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