タイ県巡り・サムットプラカーン01
タイの人口TOP5の県を巡り終え、人口TOP20県巡りで次はどこにしようかと考えていた。東北部の県ばかり巡っていたので、次はバンコク近郊の人口が多い県を回ってみることにした。いわゆるバンコク首都圏と呼ばれる1都5県の中で、バンコクを含む4都県が人口TOP20に入いっている。バンコクを除く3県のうちどこかを次は訪れてみようと考えてみた。
バンコク近郊の3県とは人口13位のサムットプラカーン県、人口16位のノンタブリー県、そして人口17位のパトゥムタニー県だ。調べるとこれらの県にはいずれもバンコクの都市交通が延びており、電車で行ける事が分かった。
バンコク都市交通の鉄道路線は年々拡大しており、大都市圏の都市交通としての陣容がかなり広がっている。現在8路線が開業済みで、まあ東京や大阪といった日本の大都市と比べるとまだまだだが、地下鉄網が発達した香港やシンガポール並みの都市交通網が広がっている。バンコク近郊への移動は、どんどん便利になって来た。
この3県の中で次はサムットプラカーン県を訪問する事にした。実はサムットプラカーン県にはスワンナプーム空港があり、当然空港には行ったことがある。というか、恐らくスワンナプーム空港を利用したことが無い日本人タイ旅行者は殆どいないと思うので、サムットプラカーン県はバンコクに次いで日本人が多く訪れた県という事になる。ただ空港に行ったことを県訪問にカウントするのはおかしいと思ったので、今回の訪問を初訪問として改めてカウントすることにした。
サムットプラカーン県へはバンコク・スカイトレインのBTSスクンビット線で向かうことが出来る。スクンビット線は以前はサムローン駅が終点だったが、現在ではサムローンから8駅延びたケーハー駅が終点となっている。このサムローンから先が、もうサムットプラカーン県なのだ。サムットプラカーンの県庁もこのスクンビット線の路線上にあり、サムットプラカーンの市街地からバンコクへの移動が随分楽になった。またスクンビット線終点のケーハー駅には、パーク&ライド(自動車と電車を乗り継ぎ、都心部へと移動できるようにした施設)の広い駐車場も整備されているという。これらの都市近郊施設を、是非見学したいと思っていた。