チェンマイ探訪01
コロナ禍が続く2020年12月にバンコクに戻り、2週間の隔離を経て2021年1月8日にバンコクでの生活を再開した。しかしタイでもコロナ感染者が急増してしまい、外食でアルコールが飲めなくなるなど、市民生活にも多くの制約を受ける事となった。
国内の移動にも制約が課されているようだ。コロナ患者が多い地域への主要道路には検問があり、特段の理由がない限り移動できなくなっているようだった。ある県では、バンコクからの入境者には2週間の隔離が強制的に課されるとの情報もあった。
1月、2月はバンコクに引きこもり、友人と宅飲みしたり、内緒でアルコールを出している居酒屋などで密かに飲み会を催したりしていた。そうこうしていると、2月末に外食での飲酒が解禁された。他県への自由な移動もできるようになっていた。そこでどこかタイの地方に出掛けようと、思い立った。
パタヤとかのリゾートに行こうかと思っていたが、ネットで情報を収集するとリゾートの遊興施設は殆どが閉まったままで、淋しい状況が続いているとの事だった。バンコクの遊興施設は徐々に元の賑わいを取り戻しつつあったので、遊ぶなら地方のリゾートよりバンコクの方がまだマシな状況だった。そこで、リゾート以外のタイの地方都市を探訪しようと考えた。
すると、3月にチェンマイに引っ越すという友人の話を聞く。それならば、その引越しに帯同して、久し振りにチェンマイを観光しようと思い立った。チェンマイは2003年以来の18年振りの訪問になる。久しぶりのチェンマイの街をブラブラ歩きしてみたいと思ったのだ。
友人は3/2にチェンマイに引っ越しするとの事だったので、私もご一緒して3/2から3/4まで2泊3日のチェンマイ旅行を敢行することにした。タイベトジェットエアの往復航空券が5,210円。宿泊代金が2泊で1,812B(=約6,350円)。合計12,000円ほどの格安旅行だ。
友人とBTS(スカイトレイン)の駅で待ち合わせし、パヤタイで乗り換え、エアポートリンクでスワンナプーム空港へと向かう。人けのない国際線を横目に、そこそこ客足がある国内線コンコースへと向かい、LCCのタイベトジェットエアにチェックインした。