世界一周・第二期13
世界一周・第ニ期13日目(2019/11/8)
翌朝カイロ空港へ移動し、エジプト航空の国内線に乗り込む。国内線もビジネスクラス発券だったので、朝食をいただくためカイロ空港の国内線ラウンジへと向かう。
しかしエジプト航空の国内線ラウンジの印象は、ショボいの一言だった。20人も入れば満員になってしまう狭さに、多くの上級クラスの観光客が詰め込まれている。食事もパンケーキだけ品揃えが充実しているが、おかずになりそうな食材はなし。当然アルコールも無し。まあエジプト航空のラウンジはガッカリラウンジとして有名だったので、こんなものかと思いながらパンケーキを頬張っていた。
A220をアスワンでエンブラ170に乗り換え、アブシンベル空港に辿り着いた。空港前に停まっていたシャトルバスに乗り込み、宿泊先のネフェルタリホテルに向かう。ホテルに荷物を降ろして、早速アブシンベル神殿を訪れる。
神殿の近くで巨大なラムセスⅡ世像を見上げる。ああ、24年ぶりの念願が叶ってアブシンベルにやって来たんだ。そんな実感に包まれながら、神殿をじっくりと観光した。
観光を終えて、一旦ホテルに戻る。ネフェルタリホテルは、アブシンベル神殿に最も近いところに建っているホテルで、歩いて数分だ。気が向けば神殿に出掛け、疲れたらすぐホテルに戻れる。いいホテルだと思うのだが、何故か宿泊客が少ない。客は私以外には夫婦の宿泊客が一組いるだけだった。
夜はサウンド&ライトショーと呼ばれる、神殿のプロジェクションマッピングを見学。サウンド&ライトショーは、ルクソールのカルナック神殿やギザのピラミッドを24年前に見学したが、アブシンベルのショーは最新のプロジェクションマッピング技術が使われていて、なかなか見ごたえがあった。
ショーを終えて午後8時にホテルに戻る。ホテルの宿泊プランはハーフボード(夕食・朝食付き)だった。ホテルレストランに移動すると、サウンド&ライトショーが終わるのを待っていたホテルの職員が、給仕を始める。ただ客は私を入れて二組だったので、3人だけの淋しいディナータイムとなってしまった。